「求めよ、されば与えられん」蜜蜂と遠雷 ベッラさんの映画レビュー(感想・評価)
求めよ、されば与えられん
音楽の天才たちが、遠雷のように見えないけどどこか遠くに鳴り光る「その音」をひたすら求めている蜜蜂なのだと思った。
天才たちだけがたどり着くことができる「その音」だけが「音」ではなくて世界は音であふれているのだから天才たちだけのものではないことも伝えたいのだと思う。
原作では膨大な言葉で伝えてくるのを映画のフレームの中では的を絞るしかないので、亜夜編として鑑賞すれば及第点だと思う。
個人的には天才ではない高島編を観たかったかなと思う。
コメントする