「素敵な笑顔」蜜蜂と遠雷 やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
素敵な笑顔
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松岡さんが演じた亜夜、ピアノ好きな仲間と触れ合う時に見せる笑顔が素敵なんですよね。
森崎さんのマサルが、緊張感が緩んだ時に見せる笑顔も素敵なんですよね。
鈴鹿さんの塵が見せる、好きなものに対しての無邪気な笑顔も素敵なんですよね。
松坂さんの明石がコンクール最終選考の日に見せた、吹っ切れた様な顔も素敵なんですよね。
それだけじゃなく、鹿賀さんが指揮中に見せた笑顔、平田さんの優しい微笑み、更にフルートの女性の見せた笑顔も素敵なんですよね。
これだけ笑顔が素敵な作品、面白くないはずがないんです。
だけど、最終選考の後の亜夜の笑顔が、素敵に感じられなかったんですよね。
あくまでも、私がそう感じちゃっただけなんだけど。
ここ、一番輝いていて欲しかったかな。
いい作品だとは思うんだけど、何か消化不良な感じでした。
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グレシャムの法則さんのコメント
2020年4月9日
個人的には、亜夜と風間塵の関係性が、映画では少し弱かったことが物足りなさの大きな要因だと思ってます。
七草と真辺に対抗できるくらいの宿命的な絆を感じたかった、という甚だ勝手な願いかも知らませんが。