普通は走り出すのレビュー・感想・評価
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前衛と土着
渡辺監督自身がワタナベカントクという自主映画監督を演じるメタフィクション。
やー笑ったわ。
インディペンデント映画でなければ絶対できないトリプルファイヤーの「中一からやりなおしたい」の丸々一曲overtureから一気に世界観に引き込まれましたよ。
止まらない悪態、神をも恐れぬ実名ネームドロップは「コイツどんだけ強心臓なんだよ」と見てるこっちの方が冷や汗モンだったけど、白眉はクソ映画ばっかり作りやがってお前なんて映画なんてやめちまえと送られてくる精神病みに病んだ匿名アンチからの手紙。あれはマジでリアルだし怖いしやばいし面白すぎる。映画監督が映画作ることぐらい許してやれよ。← 作りません(笑)
大注目を浴びている萩原みのり、松本まりかはじめ女優陣も豪華だし、美しいし、こんな大問題作に出演する彼女達の心意気に感心する。
才能がある女優は脚本が読めるってことだろうな。
まあ賛否あるのも分かるけど個人的には素直にむちゃくちゃ楽しませてもらいました。
万人にお勧めしたいぐらい笑えるコメディー映画だけど敢えてしないでおきますわ(笑)
overture 〜需要と供給を知らないダメ映画監督の日常〜
歌から始まるこの映画。長いよww
たぶん中1からやりなおしても同じだよw
さて、映画内容ですが、映画脚本にどん詰まりな映画監督の日常。一応ある一部では有名らしい(設定?)
口だけ達者監督である。
余談話多いし、愚痴多いし、人を主観でしか見れないし、、、、。
俺だったらこいつに絡みたくね〜💦
と、まぁツッコミどころ満載なダメ監督ですが、そこが映画の狙いだとも思いますので静観してやって下さい的。
周りの関係者全員が彼へ本音を口にしない所がシュールであるし、口に出す奴は匿名の手紙と言う顔を出さない所もまたまたシュール。
正直映画として脚本センスはあると思う。
しかし、コーヒー飲み放題の喫茶店とか、小さい用水路でのザリガニ釣り(手で取れよ。)とか一部面白くない映像センスもある為、鑑賞料金を出して観たくは無いかな。
トリプルファイヤー×映画
歯に衣着せぬ過激な暴言連発で映画業界disりまくりの大問題作なんだけど久しぶりに声を出して笑ってしまった。
特に後半、加速度的に世界観に引き込まれてゆく感覚があって、それが心地よくてなんかスッキリした。
言ってることは腑に落ちるところも沢山あったし、これだけのことをぶっちゃけるのだからとても勇気ある映画だと思う。
一癖も二癖もあるトリプルファイヤーの音楽も、その聞かせ方もよかったし、豪華な女優陣も魅力的。
映画の力を信じてる
映画監督:渡部紘文をDJにしたラジオ番組、みたいな映画。彼のだらだらな日常をコントにして見せてくれます。が、 見せてくださいと頼んでも無いし、頼みたくもないや、って言うレベル。コントはジワジワくるけれど。
映画とは何ぞやを問う「インタビュー」の章だけは見入ってしまいました。が、これで金、取るか?って近似値にして100パーセントの観客は突っ込みます。
MOOSIC LAB 2018 3日目、6本目。地方に住んでいると、まずこの手のインディーズ系は見れないので結構楽しい。が、こんなんばかり見続けると、何でも有り、全てオッケー、どうにでもして、な気分になって来る。要するに、今、ハードル無茶下がってます。
にしても、「左様なら」だけは、かなり好き。あれは良かった。他人へ共感できない少女を、幼馴染の男の子がギュッと抱きしめた瞬間に終わるラストは、今年一番好きかも知れない。あれは、もっと沢山の人に見て欲しい佳作でした。映画.comにはデータ無いけどww
普通は走り出すは、ちよっとアカン…
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