君は月夜に光り輝くのレビュー・感想・評価
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泣きました
主演2人の好感度は高いのに他が全部酷い
物凄くつまんなかった。昨今の難病・余命系邦画にお腹いっぱいなのは勿論ですが、それにしても酷いです。
最初から最後までツッコミ所しかないし、ずっとジメジメジメジメしていて鬱々とします。少しも楽しいと感じるシーンが無かったです。安っぽいCG加工とほぼ病院と学校だけのシーンが続き予算の無さがヒシヒシと・・・。
不法侵入繰り返せる程セキュリティの甘い病院
かなり酷い要求をすぐに引き受けるお人好し過ぎる卓也
初対面の少年にヘビーな家庭の事情をベラベラ話す父
登場しても役割ゼロで意味のない友人達
挙げればキリが無い粗い作りにげんなり。上映中何度も時計を見ていました・・・。
響く言葉も全くなく、キラーワードは全て予告で使ってるので、既視感が凄い。
主演2人は爽やかで可愛いのに、作品としては本当酷かったです。
感動したけど、期待しすぎてはダメです。
永野芽郁さん。可愛い過ぎた!
及川光博が泣した (´;ω;`)ウッ…
あの『君の膵臓をたべたい』と同じ月川監督。
そして、余命僅かでわがまま放題のヒロインの相手役も北村匠海。
比較するつもりはなくても、どうしても『キミスイ』がチラついてしまう。
不治の病「発光病」という、この世に存在しない架空の病名には、いささか嘘臭さを感じるが、作品自体は悪くない。
主演の2人はもちろん、脇を固める役者さんたちの演技がいい。
及川光博に不覚にも泣かされてしまったのは内緒だ。
愛する人を失うのも、愛する人を残して死んでいくのも、そりゃやっぱり辛いし切ないよ。
死期が迫って日に日に衰弱していく姿や、家族に看取られながら息を引き取るとシーンが無いのは、若干の物足りなさを感じる反面、無理矢理泣かせようとしない演出は、むしろ良かったかと思える。
ちょっとした笑いもあり、あまり重苦しい雰囲気にしなかったのは良かったかも。
永野芽郁がいい。
こんな可愛い子だったら、どんな無理難題でも聞いてやりたくなるもの。
制服姿も可愛いが、ポスターにもなった、デートのシーンの姿が、とても大人びて見えて素敵だ。
北村匠海は毎度の事ながら、この手のあまり明朗快活ではない、ちょっと伏し目がちで大人しい役がよく似合う。
ただ、年齢的にも高校生役はギリギリ、そろそろ大人の役を演じる時期に来てると思う。
原作には劣るが、
不思議と心が温まる映画
キミスイを観て号泣した人間なので、監督と主演俳優が同じな上、設定やストーリーも類似点が多いこの作品は期待半分、不安半分でした。
しかしいざ作品を観たら、いつのまにか泣いてましたね。号泣というより、じわじわと涙腺がダメになります。余命モノにしては悲しすぎないというか、後味が良い。個人的に大好きでした。主演2人の演技は最高だし、ミッチーなどの脇役も抜群に良かったです。
一発殴らせろ!
今年3本目の余命もの(フォルトゥナは見ない予定)。多分、邦画はパラレルワールドか難病余命ものを流していれば経済活性化に繋がるのでしょう。しかし、これだけ似たような設定が続くと、つい比較されがちでハードルが上がる。制作者側も開き直りで手を変え品を変え、これでどうだ!とイメージを売り込んでくるような気がしてます。今回は“発光病”という人間界においては存在しない病気、代行業という設定を盛り込んできました。
父親にもらったスノードームを岡田卓也(北村)が壊してしまったとき、「形あるものはいつか壊れる」と言った渡良瀬まみず(永野)。すでにここで涙腺決壊(早すぎやろ!)。レイトショーで観客二人という状況なので泣き放題です。徐々に卓也の家族の状況も加わり、同じ発光病で死んだ加山(甲斐)の兄に対して自殺を図ったとみられる卓也の姉の存在が、ある意味罪滅ぼしだったのかもしれないと感じ取れました。二人家族なのに食卓には三食分用意されてるのが物悲しく描かれてました。
遊園地、徹夜で並ぶ、バンジージャンプなど、次々と代行をこなし、テレビ電話で実況したりもする卓也。メイド喫茶でバイトしてもリコちゃんの恋心も振り切るし、病院の屋上でスーパームーンを観測するところでもウルウルさせられ、「キスするならここやろ!」と、つい大人目線で見てしまいました。夏とはいえ、やっぱり病院の屋上でも病状悪化。光り輝くところなんて神秘的でさえあるのに、同時に死期が迫ってることをも告げる切ないシーンでした。さらに、笑えるシーンはジャンポケ斉藤がかっさらっていった感もありますが、ロミオとジュリエットでもちょいと笑ってしまいました。笑えるシーンがあると、泣くところでは泣いてしまうものです。
ここで泣け!的なアイテムをポンポン出しながらも、大人目線でいえば、一番泣かせられたのはミッチーのシーン。「一発殴らせろ」で思わず嗚咽を漏らしそうになった。
色んな難病ものの映画を思い出させてくれる作品でもありましたが、XPを患った少女を描いた『タイヨウのうた』映画版が主題歌「Good-by days」とともに蘇ってきました。そう、イヤホンを片方ずつ二人で聴くシーンです。そのまんまこの映画の主題歌としても使えそうです・・・
最高です
(残り物に福) '18-'19冬期短命悲恋物在庫処分セール最後の一品
いや、多すぎるでしょ。今年は。なんぼなんでも。日本映画界、フォルトゥナまで悲恋ものにしちゃうから。でも、好感度と言う意味では、これが一番良い。て言うか、もう春だった…
お涙頂戴場面の執拗な波状攻撃、ガトリング砲、マシンガン、連打連打、ケチャップドバー。普通に言えば「泣ける場面の連続」です。
爽やかに病室で、スーパームーンで、同級生使って、父親引っ張り出して、またまた病室で心にも無い別れの言葉に、ロミジュリ、また屋上。トドメが少女死後のメッセージ。執拗です。が、音楽と顔芸の過剰演出が、一切無い所が気に入った!
脚本もストレートど真ん中。奇異無し、衒い無し、気取り無しで、素直に頭に入ります。
短命悲恋モノのお約束、残された者へのメッセージも、度直球の真っ向勝負。いやさ、良いの?これ陳腐って馬鹿にされるよ?なんて、突っ込みには「これが良いんじゃ、ボケが!」と、打ち返す信念すら感じてしまったりしながら。まぁ、泣けました。観客は若者ばかりで、少しだけ恥ずかしかったです。
主演の二人の演技がすばらしい!
難病による「死」を描いているものの、鑑賞後に暗く重い気持ちになるのではなく、悲しみの先にある希望や勇気やあたたかさを感じる素敵な作品でした。
その最大の立役者は、言うまでもなく主演の二人です。主人公のまみずは、余命ゼロの難病を抱えながらも、そこにいるだけでその場が華やぎ、周囲を明るくする、笑顔の素敵な女の子です。しかし、その「笑顔」は本心を隠す蓋のようなもので、その裏にある悲しみや苦しみ、死への恐怖や生への願いが、永野芽郁さんの自然な演技からひしひしと伝わってきました。
一方、そんなまみずにしだいに惹かれていき、彼女のためにできる限りのことをしようとする卓也を演じる、北村匠海くんもとてもよかったです。感情を抑えたような素朴な言動の中に、秘めた思いがにじむような演技がすばらしいと思いました。
ストーリーは、最初から死へ向かって一直線に進む単純なものです。しかし、そこへ様々な背景が絡み、それらがうまくまとまっていて、主演の二人のナチュラルな演技のおかげで、たいした事件も起きないのにふわっとテンポよく進む印象でした。
また、スノードーム、遊園地でのうさ耳、回転しながらの動画撮影、赤いハイヒール、海の場面など、様々な仕掛けが、何層にも折り重なって二人の関係を美しく描いているのも、とてもよかったです。後味のよい、きれいにまとまった作品でした。
脇役が良かった!
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