「【”ロミオとジュリエット。私に生きる喜びを教えてくれたのは君。生きて行くの、私の代わりに・・。”若き高校生男女の死生観が変化していく様を描いた作品。月川翔監督・脚本作に外れは無いのである。】」君は月夜に光り輝く NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ロミオとジュリエット。私に生きる喜びを教えてくれたのは君。生きて行くの、私の代わりに・・。”若き高校生男女の死生観が変化していく様を描いた作品。月川翔監督・脚本作に外れは無いのである。】
■高校生の岡田卓也(北村匠海)は病院で、入院中の同級生・渡良瀬まみず(永野芽郁)と出会う。
明るく振る舞う彼女が患う病気は、成人するまで生存した者はいない“不治の病・発光病”。。
それは、亡き姉の恋人と同じ病であった
それ故に、卓也は病院から出ることを許されないまみずの“叶えられない願い”を代わりに実行することに…。
◆感想
・まみずの願いを独りで恥ずかしさと、怖さを堪え、実行して行く卓也の姿が、時に笑えるが、まみずは卓也とデートしている気持ちだったのだろう。
ジェットコースター、大きすぎるパフェ、バンジージャンプ・・。
そして、明るく振舞ってはいるが、”私っていつ死ねるのかな・・”と卓也の姉と同じ思いを持っていたのではないだろうか。
・そして、まみずはそんな卓也の姿を見て、前向きに死に対する心構えをし、一方卓也も姉(松本穂香)の死を乗り越えて行く。
<永野芽郁と北村匠海が、迫りくる死に向きあいながらも、強く生きる高校生を瑞々しく演じている作品。
改めて、月川翔監督作品に外れなしを感じた作品である。
何で、この作品を私は劇場で観なかったのだろうか・・。>
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