「北村くんは女性に振り回される役が良く似合う」君は月夜に光り輝く 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
北村くんは女性に振り回される役が良く似合う
同級生の入院見舞いに来た男子高校生:卓也が発光病にかかり入院生活をしている女子高生:まみずの代わりに希望を叶えていく内に、、、。
「発光病、、、ホタルかよ!(ガン部分を発光させて治療する技術はありますが)」とツッコミを入れたくなる仮病気。感情移入がし難いです。
しかも身近にまた同じ境遇だった人物。これが1番のテンションダウンです。
死に様も楽そう。彼氏は医大生に、、、ベタ。
「君の膵臓をたべたい」同様女性に振り回される卓也役の北村くん。
監督も同じなのね。
「永野芽郁の演技は?」と言えば今回特筆するものは得られなかったかなと。
歳も重ねてきたし、そろそろ新境地が見たい所。(彼女のキラキラ感最高調時はテレ東の「こえ恋」かなと。)
長く生きている私とすれば、「世界の中心で愛を叫ぶ」辺りから続くヒロインの不幸による物語。
現代の携帯技術のおかげで脚本に面白みがあるが、東宝さんの方向性は20年くらい進化してないと思うし、この監督の恋愛映画マンネリ感も残念。
(他映画「愛唄」などニュージェネレーションを感じる恋愛映画を観ていると余計に。)
しかし、今をときめく俳優が出演。
今しか出来ない青春を味わっている高校生やカップルには、この映画を観る事が今しかない体験。
そう思って観れば、素敵で綺麗な映画なのかも知れません。
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CBさんのコメント
2019年9月15日
> 今しか出来ない青春を味わっている高校生やカップルには、この映画を観る事が今しかない体験。
そうなんですよね。明らかに「おんなじ映画じゃん!」とツッコミたいところですが、それだけ見た人にはちゃんと感動なわけで…
映画って、むずかしい