「男性から見た理想の少女という印象」君は月夜に光り輝く 彬さんの映画レビュー(感想・評価)
男性から見た理想の少女という印象
主演の二人の可愛らしさ、瑞々しさと、及川光博さんをはじめとする保護者たちの演技で見せる二時間。
発光病という真新しさ、映像の美しさがありつつも、もう一つ何か個性が欲しかったな、という印象です。
また、個人的に、永野芽郁さんが演じることである程度説得力を持たせてはくれますが、「まみず」のキャラクター像が「男性から見た理想の少女」という印象で、いまひとつ、感情移入できなかったのが残念でした。
アルバイトしているとはいえ、高校生があれだけお金を使えるだろうか?等、リアリティという面でもちょこちょこきになる点が…
とはいえ、キャッチコピーにあるセリフのシーンは涙しましたし、このセリフが生まれただけでもこの作品には価値があると思うくらい良いセリフだと思うので、見て良かったです。
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