劇場公開日 2019年3月15日

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「及川光博が泣した (´;ω;`)ウッ…」君は月夜に光り輝く META坊さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5及川光博が泣した (´;ω;`)ウッ…

2019年3月22日
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鑑賞方法:映画館

あの『君の膵臓をたべたい』と同じ月川監督。

そして、余命僅かでわがまま放題のヒロインの相手役も北村匠海。

比較するつもりはなくても、どうしても『キミスイ』がチラついてしまう。

不治の病「発光病」という、この世に存在しない架空の病名には、いささか嘘臭さを感じるが、作品自体は悪くない。

主演の2人はもちろん、脇を固める役者さんたちの演技がいい。
及川光博に不覚にも泣かされてしまったのは内緒だ。

愛する人を失うのも、愛する人を残して死んでいくのも、そりゃやっぱり辛いし切ないよ。

死期が迫って日に日に衰弱していく姿や、家族に看取られながら息を引き取るとシーンが無いのは、若干の物足りなさを感じる反面、無理矢理泣かせようとしない演出は、むしろ良かったかと思える。

ちょっとした笑いもあり、あまり重苦しい雰囲気にしなかったのは良かったかも。

永野芽郁がいい。

こんな可愛い子だったら、どんな無理難題でも聞いてやりたくなるもの。
制服姿も可愛いが、ポスターにもなった、デートのシーンの姿が、とても大人びて見えて素敵だ。

北村匠海は毎度の事ながら、この手のあまり明朗快活ではない、ちょっと伏し目がちで大人しい役がよく似合う。

ただ、年齢的にも高校生役はギリギリ、そろそろ大人の役を演じる時期に来てると思う。

META坊