「(残り物に福) '18-'19冬期短命悲恋物在庫処分セール最後の一品」君は月夜に光り輝く bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
(残り物に福) '18-'19冬期短命悲恋物在庫処分セール最後の一品
いや、多すぎるでしょ。今年は。なんぼなんでも。日本映画界、フォルトゥナまで悲恋ものにしちゃうから。でも、好感度と言う意味では、これが一番良い。て言うか、もう春だった…
お涙頂戴場面の執拗な波状攻撃、ガトリング砲、マシンガン、連打連打、ケチャップドバー。普通に言えば「泣ける場面の連続」です。
爽やかに病室で、スーパームーンで、同級生使って、父親引っ張り出して、またまた病室で心にも無い別れの言葉に、ロミジュリ、また屋上。トドメが少女死後のメッセージ。執拗です。が、音楽と顔芸の過剰演出が、一切無い所が気に入った!
脚本もストレートど真ん中。奇異無し、衒い無し、気取り無しで、素直に頭に入ります。
短命悲恋モノのお約束、残された者へのメッセージも、度直球の真っ向勝負。いやさ、良いの?これ陳腐って馬鹿にされるよ?なんて、突っ込みには「これが良いんじゃ、ボケが!」と、打ち返す信念すら感じてしまったりしながら。まぁ、泣けました。観客は若者ばかりで、少しだけ恥ずかしかったです。
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