ホテル・エルロワイヤルのレビュー・感想・評価
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今ひとつぱっとしなかった
群像劇もので一人一人の描写は細かく描かれ生きていたものの、余計なシーンや時間をかける場面が多く所々ダレていた印象
盛り上がりどころも今ひとつな上、オチもぱっとしなかったのでやっと終わった感が強かった
キャビンの監督とあって見所や盛り上がりには期待していたが求めていたものはなかった
いわくつきの宿泊者
フィルムの中身
モータウンサウンドからいきなりDEEP PURPLEの「Hush」が聴ける♪
時代はニクソン大統領在任時、TVではベトナム戦争について語ってる。カリフォルニア州とネバダ州の境界線上に立つホテル・エルロワイアル。ロビーは豪華だけど、ホテルマンは1人しかいなくて、どことなくモーテルの雰囲気。しかし、境界線上にある意味はほとんどなくて、間に隠し廊下があり、各部屋はマジックミラーから覗けるようになっている。
そこにやってきた怪しげな神父ダニエル・フリン(ジェフ・ブリッジス)、売り出し中の黒人歌手ダリーン・スウィート(シンシア・エリボ)、掃除機の営業マン、ヒッピー女。互いには全く関係のない宿泊客。営業マンのララミー・サリバンはFBIっぽい捜査官で盗聴器を仕掛けようとして逆に盗聴器を発見する。そして神父は10年前に強盗した金が床下に隠されているのを見つけようとしているという二つの軸。しかし、物語はとんでもないカタストロフィを迎えることとなる。
どことなくタランティーノ臭が漂う映像で、ヒッピー女エミリー(ダコタ・ジョンソン)が妹を監禁している光景を覗いてしまったサリバンが銃で撃たれることに端を発し、全員が関わってしまうことになるのだ。ただ、ヒッピーの親分(クリス・ヘムズワース)がやってきて、無茶苦茶にしてしまう辺りはグダグダ感満載。ウォーターゲート事件を匂わす社会派要素もあるのに、上手く機能していないのが残念だ。
しかし、そんな脚本の破綻はシンシア・エリボの歌によってすべて払拭された気がするのです。男に騙されながらも歌手として成功しようと、色んな場面で歌い続けているのですが、ほぼアカペラ。フォートップスやフランキー・バリの曲などモータウンの代表曲を歌う彼女がとてもいい。ヒッピーのドンが歌え!などと命令して「アンチェインド・メロディ」を歌うのもいいし、ジュークボックスからディープ・パープルが流れるのもいい。いきなりベトナム戦争のシーンが描かれるのよりも印象に残った。
先の読めないサスペンス
クリスがセクシー
よくある映画だけど面白い
ホテルエルロワイヤルに集まったちょっとワケありな7人の最悪な1日を描いた群像劇
脚本はちょっと無茶で強引な部分はあるものの
豪華な俳優がしっかりと演技をしてるので安心して見れる。
そもそもそのムチャクチャぶりを楽しむ映画だろうし
ホテルのオレンジと青 国境の赤 そして最後の緑。色がとても綺麗に使われていて
劇中に流れる音楽がとても懐かしく心地よい。
トム・ホランドに出演交渉して決裂したみたいだけど(出てたらボーイ役かな?)そのボーイ役のルイス・プルマンを知れたのは個人的には一番の収穫。
この映画でソーとスパイダーマンの共演も見たかったけど。
これと一緒に借りてきたストレンジャーズにも彼が出演してると知って2度ビックリ。
トンチキな映画だがハマる人にはハマる!
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