プロメアのレビュー・感想・評価
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テレビアニメでリメイク(?)して欲しい
応炎上映で観ました。
本当は怖い(?)プロメア
原作・中島かずきの、「劇団☆新感線」や「いのうえ歌舞伎」をつくりあげてきたエンターテインメント性と、それを複雑になりすぎずに2時間の上映時間の中でまとめ上げる脚本、
スピード感あふれる映像を視覚的に見せつつも、ゴチャゴチャとしないスタイリッシュなカラフルさで見せるアニメーション、
そして、登場人物らの熱のこもった声の演技で、
あっという間に駆け抜けていくのがすごく心地よかった☆
その実、物語の深いところでは現実性も感じます。
突然変異体である人間に対する世間の見方や偏見、
彼らへの人体実験や人力エンジンという非道な残酷さ、
感受性の強い人間だからこその、社会に蔓延するストレス(満員電車、渋滞、家庭内暴力など)に対する生きにくさや、
それが誤った方向でテロ行為へとつながる(見なされる)怖さ。
そうした意図も含まれているような気がするし、
そんな世の中のモヤモヤ~...を "完全燃焼" させてくれる彼らが本当に熱い作品です!!
近場の映画館での上映最終日のすべり込み鑑賞となりましたが、
見ることができてよかったー♪
あまり興味ない系だったけど観て良かった
ジェットコースターのような感覚に。
ごめん間違えた
変わってるだろ?面白いだろ?目立ちたがりな人のような映画
他の方が書いていた通り、期待値が高かったけど自分はあわず全く乗れませんでした。スパイダーマン スパイダーバースを見たとき、、「あああ、俺は今最高に面白い映画を見ているんだ!!」という感動に震え、あらゆる感情に自我が崩壊しそうになりながら見ました。日本の特に最近の若い人に受けているアニメにのれないことが多く、そういうのはなんか不安になってしまうタイプです。グレンラガンは大好きです。キルラキルは面白そう!と思いつつ途中で見なくなっちゃいましたが、根本はこのプロメアと同じことなのかな、と思いました。見た目の派手さや今っぽさはわかりますが、ここまで誰にも感情移入できないのもすごいなと思いながら見てました(..)カッコよく流れる音楽やエフェクトがさらに空虚な気持ちにさせ、、最後は長いな〜って思って見てました。
なんか、、主人公達がただの無責任なバカにしか見えないというか。
あと、最近のアニメってアニメーターの過剰なテクニックの見せつけてがすぎると思います。グルグル回せばいいってもんじゃないし、そこでそういうのふざけたノリいらないし、迫力あるけどアオリやドアップが多くてわかりにくいし、いや、そこはふつうに見せてくれよ、そういう過剰な面白いだろ〜?演技いらんからと、よく思います。
子どもとみたドラえもんの劇場版で、そこまで盛り上げなくてもいい冒頭のシーン、やたらとカメラアングルが変わる、のび太やスネ夫らの過剰な演技、無駄にセクシャルなしずかちゃんの入浴シーンなど、、全体の流れ関係なく、このシーンのこの動き最高だろ?俺が作ったんだぜ?というものすご〜い自意識丸出し表現がひどくて辟易としてしまいました。今のアニメがつまらない、と思う時はいつも自分の感性がジジイなのかと心配になります。。
うーん
評価が高いので観に行ったけど、最初から最後までうるさくて勢いでぶっちぎる感じが馴染まなかった。まずキャラクターに感情移入出来ない。主人公の1人であるガロが最も理解出来なくて苦しんだ。松山ケンイチはお上手だったけど、ちょっと暑苦しすぎたかなあ。命の恩人であるクレイに報いる為とはいえ、そこまで頑張る? いのち張るか? 他にも理由はないの?
行動原理をおざなりにして行動だけが派手だから、人物に深みがないし、一度そう見ちゃうともう着いていけない。キャラクターの行動に感情が伴っておらず、行動の意味が分からないから心が動かされなかった。着いて来れる奴だけ着いて来い!って感じ。とにかく置き去り感が凄かった。ガロが愚直なまでに真っ直ぐ行動する為だけに、周りのキャラクターもレスキューという設定もあるのでは。周りのキャラクターもありふれていて、残念。もう少しキャラクターに愛を感じさせて欲しかった。
クレイの選民意識もヴィランによくある感じだし、正体も途中で分かってしまう演出はかえってマイナスに働いている。役者の声に当て書きしたのなら、クレイはもう少し線の細さがあっても良かった。体と声に違和感がある。せめてクレイとリオが兄弟とかだったら一捻りあって面白かったのに。
最後の戦いのあたりはこじつけ酷いし、どんどん冷めて行った。アイナとエリス姉妹の絆の描かれ方も薄い。妹を溺愛する背景を一瞬でも差し込めば伝わったはず。ビジュアルと勢いばかりに重きを置いてストーリーをないがしろにしないで欲しい。勢いばかりで緩急が無いから緊張感もメリハリも無い。勿体ない。
スパイダーマン:スパイダーバースを観てしまった後ではどんなアニメを観ても物足りない。こういうアニメを作っているのなら、海外にお株を奪われてしまう日も遠くないと思った。
うおー これ すげ〜
いやあ、堪能したっ!!
何も考えず、音楽と映像に身体を任せる125分。
アニメを見たというよりは、ライブに参加したか、はたまた競技場でスポーツ観戦したといった方がぴったり!!
実際には座っていただけだが、めちゃくちゃ活動した感じ。新しい映画の魅力、ライブ感。「ボヘミアンラプソディー」や「パパはわるものチャンピオン」のレビューでも書いたが、まさにその、新しい映画のひとつを観た!!
こんな風に偉そうに書いてるけど、始まって1時間は、どんな姿勢で観るのがよいのか、暗中模索だった。でもご安心を。どうせ誰でも、この楽しみ方は自然にわかります。そこが凄いところ。
今更火消しかよ、纏いかよ、ってのが、終わる頃にはすっかりハマってると思います。
さあ、みんな、観て、あなたの炎を燃やし尽くせ、消し尽くせ!!
ああ、いい経験した!
友人曰く
悪役の背景に 考える余地があったところがよかった。
濃いうえに熱い
トニカクアツイ
まさしく観るジェットコースター
本当のアートになって欲しい
20代の後輩達がドラッグのように癖になると話題にしていたので、気になって見に行きましたが、後半で眠ってしまいました。
TRIGGER作品は自分もファンで古くはガイナックスの時代から受け継いできたリミッドアニメーションも健在で、期待通りでした。
ただあまりにも表現がおきまりの型すぎる保守的な作りにアニメーション表現へのモチベーションの低下を感じたのは自分だけでしょうか。
CGとアニメの融合点でいうとスパイダーバースを見てしまった後だと粗が見えすぎて、厳しいと思いましたし。時期的にたまたまなんでしょうけど、アメコミに寄せたデザインコンセプトはより技術の敗北宣言になり得ると思いました。
海外がスパイダーズの成功をベースにアニメキャラで高品質なリミックス映像をつくってしまえばガイナが守ってきた日本の型が無形化してしまう、安易にモチーフすべきでは無かったと個人的には思います。
間を持たせる為にタメツメを誇張したり、叫んだり、特定のモチーフで哲学的な文脈でもってストーリーに圧縮を掛けたり、いつもの型全てを頑なに守りすぎていてそれ故に自分のように昔から見ている人にとっては、同じすぎて退屈で眠ってしまうのだと思います。
若い子に非常に受けているのは、恐らくキャラクターのデザインの良さ、その点と、初めて見るびっくり仰天さが掛け合わさっているからだと思いますが。
型×キャラクターのガワ替えで消費に向かうのは仕方が無いとは思うのですが、やりすぎてイラストレーションにはなって欲しく無いなと思います。
どこかのタイミングで踏みとどまってアニメの為のアニメを作って庵野秀明のような渋いアートを世に残して欲しいと期待しています。
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