「ぐるぐる回るカメラワーク」プロメア　もりめろんさんの映画レビュー（感想・評価）

満足度は超高い。
そのうえで、デジタルアニメに舵を切った理由は、単にカメラワークをグルグル動かしたかったからなのか、それとも労働環境の改善なのか。

後者だった場合、例えばサイエンスSALUくらいのレベルを達成できたのか。とても気になってしまった。

だってねえ、自分が触れている作品が、製作陣の犠牲の上に成り立っていると思ってしまうと、素直に楽しめないから。

もし達成できていたなら、もう十分だよね。ぬるぬる動く手書き戦闘シーンじゃなくても、カメラワークと今石監督のハイテンポの演出、そして中島かずきの脚本で俺の中の7割が満足しているし。