キングダムのレビュー・感想・評価
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キングダムって美容院あるの?
もうね、世界観が全く作れてない。見た目や振る舞いからして完全に現代人であってあの世界の住人じゃない。あと白けるから悪役特有の眼を見開きながら大声で喋るの辞めてほしい。それと強キャラや天才キャラ特有のあのかったるい喋り方も。いないからそんな奴。どんだけ人生経験無いんだスタッフも役者も。
まあこの映画に限らず最近の日本映画全てに言えることだけど。
とても面白かった映画
原作は未読で見に行きました。
アクションがすごくて戦闘のシーンでは見入ってしまいました。
山崎賢人さんや吉沢亮さんの演技もとても良かったです。2人の友情には感動しました。
2時間半くらいあったと思いますが時間を感じさせません。
2人の演技も素晴らしいですが長澤まさみさんや大沢たかおさんもすごくて長澤まさみさんとってもかっこよかったです!ストーリーも私には分かりやすかったです。また見に行きたいと思います。
バーフバリ風青春映画
おそろしく下手くそな子役の演技にいやな予感がしたのだが、大きくなってからの話もツッコミどころが多すぎて、ひょっとしておバカ青春映画なのかなと思ってしまったくらい。歴史スペクタクル映画ではなく、春秋戦国時代の舞台を借りた青春映画だから、僕みたいな歴史好きの人間には合わない。
監督は、バーフバリみたいなアクションシーン撮りたかったのかな。ニュートン力学に反した動きはさすがに興ざめします。その中でも吉沢亮の演技はクールでよかった。1人だけ光っていた。
変身しないヒーローもの
絶叫で観客に演者の感情を悟らせようとする手法はもうやめて欲しい。見飽きたし何も伝わってこない。
しかもその繰り返し。うんざりです。
若手俳優達が一生懸命に目力込めたり眉間にシワを寄せたり、ほくそ笑んだり…頑張ってはいたけど、感情から湧き上がって現れた表情には見えず、作られた表情にしか見えなかった。
表情の微妙な変化で観客に感情を流し込むように伝えられる役者さん居なくなりましたね。
撮り方や演出で補って欲しいところだけど、なんの工夫も感じられない。
ここ最近の映画ではワイヤーアクションはそれと悟らせないように使う流れになってきていたように思っていたが、これ見よがしなあからさまなワイヤーアクションに興ざめ。
なぜあんな弟王にクーデターを成功させるだけの軍勢が動かせたのか???なんとなく描かれていたようだが納得できるものではなかった。
セリフや言葉遣い、掛け合いがまるっきり現代劇。
時間が経つごとに物語の舞台となっている年代や歴史的背景が薄れていき、2人目の刺客との戦闘シーン辺りから「あぁ、これは変身しないアクションヒーローものなんだな…」と思って見てました。
興奮感動
アニメ視聴済み、漫画も読んでます。原作より信と漂の絆が丁寧に描かれていて泣けました。キャストもみんな填まっていて、実際に居たらこんな感じで、こんなに格好いいんだなって、信と嬴政に惚れ直しました。
早くも続編をみたくなりました。
次回作に期待
キングダム原作ファンとしてはまぁまぁな出来でした。
この規模の作品を日本で作ろうとすると予算的な問題などを含めて限界があると思う。
キャスティングやアクションシーンは良かった。
特に王騎将軍はイメージ通りの話方と仕草で笑ってしまった!
今回の作品がヒットしてくれれば、次回作に予算を掛けて欲しいです。
安定の佐藤信介監督実写映画
原作は途中まで読んでいるので、本作は余裕で知ってる内容。
佐藤監督の漫画実写化はどれもそれなりの完成度なので期待していたが、期待通りの出来映えだった。そつがなく破綻のない脚本、絶妙なキャスティング、アクションの見せ方、CGの使い方。どれも及第点じゃないかと思う。
山崎賢人の演技がやや大袈裟でうるさく感じてしまった(そういうキャラだから仕方ないとも言えるが)ことと、大沢たかおの王騎がどうなの!?(笑えたけど)ってところがやや残念。
それでも今後のシリーズ化は大いに期待できる!
確かな第一歩を踏み締め、果てしない夢への道を切り拓いて行け!
原作は未読だが、大人気コミックという事は知っている。それこそ、実写化したらブーイングが起きるくらいの。
何年も前から噂されてたが、遂に実写化。
監督は、コミック実写に定評あるものの、時々作品にムラがある佐藤信介。
キャストは、代わり映えのないコミック実写いつもの顔触れ。
あちゃ~、こりゃまたコミック実写に黒歴史が一つ…。
ところがどっこい!
予想に反して、好評の声が続々。
かく言う自分も話が面白そうで興味持ち。
見てみたら、完璧な傑作とは言い難いが、コミックの実写化としても邦画スペクタクル史劇アクションとしても上々だったと思う。
実は、もうちょっと重厚な作品なのかなと思っていた。
実際は、奇抜なキャラもたくさん出るし、話も漫画的。(漫画原作だけど)
しかし、中国で大規模なロケを行ったそのスケール、見る前は不安でしか無かった役者陣の熱演、邦画でも最上級の迫力アクション…スタッフ/キャストの熱意は称賛モノ。
本当に久々に気合いの入った邦画エンタメを見た!
安易なコミック実写化は見習って欲しい。
古代中国の話でキャラ名を覚えるのにはちと一苦労だが、話自体はシンプル。と言うか、少年ジャンプ的な王道ストーリー。
天下の大将軍に俺はなる!
冒険。迫り来る敵との闘い。幾度も窮地に陥りながらも、少年は強くなっていく。
仲間との出会い。
そして、交わした亡き親友との誓い…。
正直言うと、序盤はタルかった。
何故なら、主人公・信と親友・漂の友情のドラマをよく知らないからだ。
原作では深く描かれているのだろうが、映画ではたかだか序盤10分くらい。
それで死別のシーンを見せられても、いきなり過ぎて感動が込み上げて来ない。
これがクライマックスだったらたっぷり感動出来るのだが…、別の話になっちゃう。
序盤はグッとくるものに欠け、なかなか話に乗れなかった。
が、話が進んでいくと、この亡き漂の存在が信にとっても見る側にとっても重石になってくる。
若き王・贏政の影武者として、謀反を起こした弟王に殺された漂。
信にとっては、贏政も弟王も親友の仇。
無駄死にと思っていたが、命尽きるまで、漂がどんなに誇り高かったかを知る。
王の影武者を、名誉として忠誠を尽くす。
襲撃に遭った時、本物の王の如く士気が低下した軍を鼓舞する。その姿の何と勇ましい事よ!
そして、信と交わした約束と夢を決して忘れない。
無念の運命で自分はそれを果たせないが、親友に託す。
序盤は薄かった感動が、次第に熱を帯びていく。
気付いたら、自分の胸もかなり熱くなっていた。
それを体現したキャスト陣。さっきも書いたが、見る前は不安しか無い顔触れだったが、今はマジで謝罪したい。
山﨑賢人を見直した。これまでは感情あるんだか無いんだかお世辞にも上手いとは言えなかったが、全身全霊の熱演。彼も小栗旬同様、少女漫画の実写化でイケメンやるより、こういう熱い男をやる方がずっといい。確かに叫び、感情ぶつけまくりの役柄だが、きっとこんな少年がこれから成長していくのだろう。
吉沢亮も同じ。これまで甘っちょろい作品や役で、全く気にも留めていなかった。しかし本作での王・贏政と漂の一人二役は見事! 特に王・贏政は、色気すら漂う気品、なびく髪すら美しく、気品も威厳も風格も期待以上だった。
見る前は主役二人より個性的な周りを語ろうと思っていたのに…。
勿論、周りも良かった。特にこの二人。
山の王・楊端和。その正体は何と女で、演じるは長澤まさみ。圧倒的な強さ、美しさもさることながら、野蛮で屈強な山男共を従えるカッコ良さは一見の価値あり!
そして、名を轟かし、信が夢見る“大将軍”である王騎。このキャラのインパクトが本当に強烈! まるで公家か某宇宙の帝王様のような丁寧口調ながら、今回終盤で一度だけ見せた強さだけでも得体の知れない人物。敵になるのか、味方になるのか。味方になったらこれほど心強い者は居ないが、もし敵に回ったら…ゾッとさせる。大沢たかおが巧演。
贏政に仕える高嶋政宏、満島進之介の実直な演技。
強さもクセもある弟王の刺客たち。
唯一浮いてたのは、ヒロイン的な立場の橋本環奈だけかな…。
監督・佐藤信介とアクション監督・下村勇二の名コンビの手腕と仕事ぶりは、手掛けてきた作品群の中でもトップクラスだろう。
原作コミックは今も続く大長編故、根っからのファンには残念な部分や物足りない部分もそりゃああるだろうが、原作者も脚本に参加し、魅力は損なわれていないだろうと感じた。
主人公の信は、画に描いたような熱血主人公。
今や死語のような熱い台詞をストレートにぶつける。
学も無く、戦場も知らず、自信過剰で、ちと熱苦しくウザい青臭い少年でもある。
そんな彼と対峙した中ボス的な元将軍の左慈の台詞にも一理はある。
確かに地獄のような戦場を目の当たりにし、我が身を持って経験したら、夢見る事など愚かで、単なる夢だろう。この世はそんなに甘くない。
しかし、だからこそ、夢を抱きたい。
天下の大将軍になる。中華統一を目指す。…それがどんなに途方も無い夢でも。
夢があるからこそ、何度でも立ち上がれる。強くなれる。
仲間を信じ、誓った約束を果たす為に。
俺たちの夢への道はまだまだ果てしなく遠いが、確かな第一歩を踏み締め、決して諦めない。
そう、本作は始まったばかり。
現在大ヒットしてるようで、間違いなく続編は作られるだろう。と言うか、作られなきゃ困る!
一応今後の期待を込めて、採点は3・5に留めたが、今後の出来と展開次第では、“大将軍”や“王国”級になれるかもしれない…!
前半が退屈
漫画は未読。しかし、冒頭から周りが暗いシーンが続くから睡魔が襲ってきて寝るのを我慢するのが大変だった。
後半のバトルシーンからアクションの凄さに圧倒された。アクションしながらメインキャストが成長していくのが自然に心に入ってきてドキドキしました。展開にもハラハラしました。
続編を期待する。まだ話が全然進んでないもの。
原作知らなくても大丈夫。感動した。
原作を全く知らないので不安もありつつ観ましたが、ストーリーもしっかりと把握できましたし、アクションも最高でした。何度か、感動や悲しみのあまり涙してしまう箇所もありました。奴隷の漂と中華統一を目指す王の嬴政の二役をこなす、吉沢亮さん、役の使い分けがとても上手く、今まで知らない俳優さんでしたが、今後は要チェックの俳優さんとなりました。
本来なら死んでいるだろうというシーンでも主役は生きていたり(笑)、不公平感は否めないですが、観てよかった映画でした。
映画は心を素にして観るべし
原作がどうのとか、○○を想像してたとか、面倒臭いこと言う人はきっと勿体ない。映画は全て忘れて初見としてピュアな眼で観るべし。
時間を感じさせない展開と演者の眼力、近年久しいヒトの熱さ。
なんと言っても長澤まさみ様の立ち回りの格好良さと大沢たかおさんの少ない出番ながらの回収力が圧巻。観ないヤツは踏んづけてやるレベル☆
原作漫画より訴えるものがあった
信の無邪気で純粋な生き方と、嬴政の凛としていながらも内に秘めた強い意志のようなものを、それぞれの俳優が必死に演じてて感動させられた。これは映画だからこそより伝わったメッセージだと思う。若い彼らがこんなんに一所懸命生きて演じきっているのに、俺は何やってんだ、って考えさせられた映画だった。
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