劇場公開日 2019年4月19日

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「橋本環奈はジャージャービングスだ」キングダム みっくさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5橋本環奈はジャージャービングスだ

2020年7月14日
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原作未読です。

橋本環奈演じる、着ぐるみ女みたいな登場人物は、いろんな映画に出てくる。
ボケ役、笑いをとる役、深刻な場面を和ませる役。
その中で誰に一番近いかなぁと思い出してみると、スターウォーズ1-3の、ジャージャービングスだ!
つまり、この作品に必要不可欠かというと疑問。
山の民への道案内だけで良かったのでは?
(ジャージャービングスを知らないヒトに解説すると、スターウォーズ世界で最も嫌われているキャラ。1-3の失敗の戦犯の一人。カエルみたいな外見の異星人で、独特の動作と喋りで、観客をイラつかせる。監督のお気に入りらしく、不必要に登場回数が多かったのも問題。)

あと気に入らないのが主役の演技。
あれを「熱演」というのか?
ヤンキー(死語)もののVシネマ(死語)みたいに怒鳴ってるだけ。
原作はそういうキャラかもしれないけど、そこに「魂」を吹き込むのが役者でしょ。それが全然無い。
そんな演技に感情移入しろっての?無理だって。
共演の王様と長澤まさみは良かっただけに、主役にはガッカリ。
アクションは頑張ってるんだけどね。

あと、大沢たかおにもガッカリ。
主人公が目標とする将軍なんだけど、カリスマ性が感じられない。
丸々と太った顔では迫力が無い。

あとは、ストーリーのテンポがイマイチ。
あと10分、15分カットしたら、もっと良くなると思うが。

総括すると、ナゼこんなに評価高いの?
低い評価に噛み付くコメントも多数散見されるのも違和感。
原作の再現度なんて関係無いでしょ。1本の映画として面白いか否か。

みっく