「日本映画の超大作」キングダム　奥嶋ひろまささんの映画レビュー（感想・評価）

所詮は日本映画なんでこんなもんで、
じゃなくて世界に向けて作りましたって雰囲気が良かった。
お金も人も妥協なく使ってるように感じられました。

だけど、漫画はやはり漫画。
僕的には映画用に台詞回しとか変えた方が良いように
思いました。漫画ではリアリティがあっても、
映画ではそれが邪魔して物語が軽くなってるように
感じられました。
吉沢亮さんや本郷奏多さんのキャラは良かったけど、
主人公とかヤンキー口調過ぎてあまり乗れなかった。

ハリウッド映画の超大作と何が違うのだろう？
例えばアベンジャーズとの違いはどこにあるのだろう？
と悩ます作品でした。

アクションシーンなんかもスターウォーズなんかより
全然気合い入ってたし、
グリーンデスティニーを思い出したりしたのだけど、
何か軽く感じられました。

始まりはとてもドラマチックで良かったのだけど、
その後が次から次に新しいキャラ達との闘いの連続の展開が
主人公側のキャラの深掘りに繋がってなかったのが
乗れなかった理由なのかな…

とは、言うものの原作好きな人も評価してるみたいなので、
そちらが正しい評価のように思います。

僕的には長澤まさみの太ももにゾッコンでした。