「自由、自由、自由!」僕たちは希望という名の列車に乗った Naofumiさんの映画レビュー(感想・評価)
自由、自由、自由!
私たちが当たり前に享受している自由、それが奪われた社会の実像を伝えてくれる傑作。自由を欲する若者たちの心の叫び、魂の慟哭がスクリーンから響いてくる。人間の自由意志に対する敬意なき社会のおぞましさ、恐ろしさ、グロテスクさ。同調を強制するか、自由意志に基づいて連帯するか。外面的には同じ集団行動でも、内実は100パーセント異なる。願わくば前者を退け、後者を良しとする社会であってほしい。今、香港では映画と同じことが起きているのではないだろうか。
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