草の葉

草の葉

解説

韓国の名匠ホン・サンスが2018年に発表した22作目の長編監督作。ホン・サンス監督と公私にわたるパートナーであるキム・ミニとの、5本目のコラボレーション作品。

ある路地裏の喫茶店。何組かの男と女が会話を交わしているが、そのほとんどは俳優や作家たちだ。自殺した女性のことを話す売り出し中の俳優とその友人女性、若い後輩女優に家の一室を貸して欲しいと頼むベテラン俳優、若い女性脚本家と数日間一緒に同じ部屋で共作しないかと相談する脚本家。そして、彼らの会話を耳にしながらパソコンに向かう1人の女性。やがて女性の弟が年上の恋人を連れて現れ、女性に恋人を紹介するが……。

シューベルトやワーグナーなどのクラシック曲がBGMに使用され、物語を彩る。第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。日本では第19回東京フィルメックスで上映された。

2018年製作/66分/韓国
原題または英題:Grass

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映画レビュー

4.0自虐と楽園。

2024年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

登場人物のおじいさん達は監督自身の分身だと思うけど、よくもあんなにも情けなく恥ずかしく描けるものだと感心してしまう。
まったく芸術家って奴は凄い。
恥ずかしくてたまらんが最後に楽園が待っている良い映画でした。

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