「長い、長すぎる💦」象は静かに座っている アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
長い、長すぎる💦
ほぼ4時間の映画、長すぎて集中力続かない😔とにかく「間」が長い。長い「間」をカットしない事に監督の意図があるんだろうけど、、、確かに後半の高校生ブーがニセ切符を売りつけられ、絡まれている時の明るい風景から徐々に日が暮れていく様など臨場感はある。
ただ座っているだけの象がいると聞いて、見に行こうとする4人はそれぞれ問題を抱えていて現実から逃れたいと思っている。そして周りの人々が嫌な人ばかり。親も学校の先生も近所の人達も。ガミガミと捲し立てる様に大声でとにかく怒る😤観ていて気が滅入る。
友達に怪我をさせてしまった高校生ブー、母親との不仲。学校の先生との不倫をネットで流されたクラスメートのリン、街の悪党のボス、娘夫婦に老人ホーム行きを進められている老人、4人とも現実から逃れたい為に像を見に行こうとするのだが、ボスは殺されてしまい、3人もバスが運休だったりとなかなか上手くバスに乗れない。
その時の老人の言葉「人はどこにでも行けるがどこに行っても同じことの繰り返し。行かないから、この場所で生きることを学ぶ」人生を諦めたとも思えるような言葉だけれど、重い言葉だ。これまで苦難を乗り越えてきたであろう老人だから言える言葉、ズシッと響いた。
結局ブーに諭され一緒に像を見に行く事に。ラスト、夜中に到着してバスを降り、暫くすると象の🐘雄叫びが聞こえて終わる。象は静かに座っているだけではなかった、、、という事なのか?
ブーもリンも待っているのは警察だし、老人も誘拐犯人になりかねないし老人ホーム行きは免れない。暗い未来しか待っていない。
監督もデビュー作であり、遺作でもある。なんとも言えない、辛い映画である😔
ー追記ー
何日か経って振り返ってみると、長いと感じた「間」は必要なものと思うようになった。実は所々⏩で観たので、普通に観ればよかったと後悔💦
おはようございます。
ショートスリーパーという事に、胡坐をかいているNOBUです。
仰る通りですね。
(でも、翌日、辛かったけれどキッチリ仕事しましたよ・・、と思っているのは私だけ?実は、2時間ほど、眼を開けたまま寝てたりして・・。朝からおバカですいません・・。)
今晩は
今作は、久しぶりに一気に引き込まれた映画でした。大仰なストーリーでもないのに・・。不思議な力のある映画でした。”明日も早いから・・”と思いつつ一気に観てしまいました。
たまにこういう映画と出会うと、僥倖な気持ちになれます。
(その代わり、翌日は辛かったなあ・・。おバカです。)
今晩は
私は、昨晩漸くこの作品を鑑賞しましたが、非常に面白く・・。
只、ショートスリーパーとは言え、今日はキツカッタです。
けれど、”久方振りに映画を観たなあ”と思った作品でした。