劇場公開日 2020年2月28日

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「ポスターデザインの色鮮やかさと3D映像が流れるという事で楽しみにし...」ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ポスターデザインの色鮮やかさと3D映像が流れるという事で楽しみにし...

2020年3月8日
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鑑賞方法:映画館

ポスターデザインの色鮮やかさと3D映像が流れるという事で楽しみにしていた作品。
昨今の騒動の影響で3Dメガネを貸与するシステムの劇場は軒並み2D上映になってしまったので、都内で唯一の3D上映だった渋谷へ。

流れてゆくショットを見て後からそのシーンの意味が解る独特なカメラワーク、耳に残る優しい音楽。
そして3D映像。
2D上映を観ていないので、2D上映との差は解らないけれど、3Dシーンは色彩の輪郭がはっきりとした印象で、2Dシーンから更に美しさを増した感があって、派手さは無いけど、その分見易い3D映像だったと思う。特に電球からはなたれる光が美しかったぁ。
更に驚いたのはワンカットシーンだったこと。鑑賞しながら、もしかして?とは感じたけど、人物が入れ替わるシーンが多い事もあってかその長回しがすごく自然で確信は持てなかった。鑑賞後にポスターを見たら60分ノー・カットワンショット撮影って書いてありました(笑)
ストーリーはというと、原題がその答えなんだと思うけど、正直ちょっと難解かも。
夢の中をさまようような展開で、明確なプロットも無いし、朝一の回だったせいもあり前半ちょっと落ちちゃったので😵💤理解不能になったかも。
でも、夏至、冬至、水晶でできているといった単語などが印象に残ったし(どんな背景だったか記憶が…)リンゴのシーンも良かったし、好きか嫌いで言うなら、自分の好きな世界観なんだと思う。
本作のビー・ガン監督の初長編作品だった
「凱里ブルース」が4月に公開されるので今度は睡眠をたっぷり取ってじっくりと観たいと思います。

とみまる