涙のメッセンジャー 14歳の約束

解説

女優メグ・ライアンが初メガホンをとり、ウィリアム・サロイヤンの小説「人間喜劇」を原作に、第2次世界大戦中のアメリカの田舎町で繰り広げられる人間模様を描いた群像ドラマ。カリフォルニア州の小さな田舎町イサカで暮らす14歳の少年ホーマーは、戦争で父を亡くし、家計を助けるため郵便局で働き始める。しかし、戦死した兵士の訃報を遺族のもとへ届ける仕事にショックを受け、自分の将来に不安を抱えるように。従軍中の兄が1日も早く無事に帰還するよう願うホーマー。そんな彼を温かく見守っていた郵便局の老職員グローガンは、酒を飲む量が増えていき……。主人公ホーマー役に「A-X-L アクセル」のアレックス・ニューステッター。主人公の母親をライアン自らが演じるほか、共演にもトム・ハンクス、サム・シェパードら豪華キャストがそろう。

2015年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Ithaca

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.0メグ・ライアン初監督作品、しかも盟友トム・ハンクスとともに・・・

2018年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 14歳の少年時代なんて多感な年頃。戦争なんてものがなかったら、もっと穏やかに成長していったに違いない。兄の手紙がある意味、ストーリーテリングとなっていて、14歳のホーマーは自分に変化をもたらそうと郵便配達人というバイトを見つけた。67歳の電信師のじいさんと局長のグローガンの生きざまも目にしながら、死亡通知電報を配達するという重荷を背負うホーマー。最初の仕事がプエルトリコ系のお母さんだったことも印象に残る。「字が読めないから、読んで」と、この序盤の展開で泣けてくるのだが、後半は静かな成長物語となり、つまらなくなってしまう。  カリフォルニアの青い空と、自由というものがあったアメリカ。日本によって戦争に巻き込まれたという意識がいまだに強いし、戦争を終わらせるための戦争と受け止めていた人も多かったのだろうことがわかる。一家の長になるにはあまりにも若すぎた少年のほろ苦い夏がしみじみ伝わってきた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kossy

2.0メグ・ライアン監督

2018年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

メグ・ライアンの初監督作品だがう~ん。 14歳の少年は郵便局でアルバイト、戦死を伝える電報の配達はつらい。 父親を戦争で亡くし、兄も出征している。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン