劇場公開日 2020年10月17日

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靴ひものレビュー・感想・評価

全35件中、21~35件目を表示

5.0人の優しさ

2020年11月6日
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泣ける

笑える

幸せ

久しぶりに人に勧めたい映画でした。
心が温かくなります。

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飯高朋子

4.5奪ったのか、与えられたのか

2020年11月2日
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父子が別々に暮らした長い時間。
父子が一緒に暮らした短い時間。

そこで二人は、それぞれに何を得たのだろう?何を失ったのだろう?

障害があるとか、ないとか、そんなことよりも、自分のことをしっかり人に伝えられること。だれかに助けを求めること。
それができたら、障害のあるなしは関係なく生きやすくなるんじゃないのかな。

「僕はサポートを受けなければならない人だけど」自分から、それを言える強さ。
特性はあっても、人の言葉をキャッチできる感性。いったい、この人の何が障害されているのか?
かたや父親は、どう?
何も語らず、隠し続け、人にSOSを出そうとしない。とても生きにくそうだ。
自分が周囲から愛されていることにも、気づかず、がんこで弱虫にすら見える。

でも、たしかに愛されているんだ。

不器用だけれど、そんな父のことを包み込む大きさが彼にはある。
それが、子どもの頃からの療育の結果なのかもしれない。
それが母が遺した宝物なのかも。

障害って、いったいなんだ?
そんな余韻が残る映画でした。

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ミツバチば~や

5.0成る程と

2020年11月1日
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鑑賞方法:映画館

148本目。
作品名は軽いんだけど、いい作品。
この手の作品では、ありがちな話かも知れないけど、十字架を背負わされる事はない。
作品としての張らんがいい。

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ひで

3.0愛は地球を救う

2020年10月28日
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鑑賞方法:映画館
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ちぃ

4.0人の関わり方に関して考えさせられる

2020年10月28日
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鑑賞方法:試写会

日本じゃあまりお馴染みではありませんが、イスラエルの実話をベースで作られたイスラエルの映画で、2年前に毎年行われている東京国際映画祭の中で出品され上映され反響が有ったのと、要望が強かったので日本公開が決まったらしいです。

本作品、色々な角度から考えさせられる作品で、ひとつは発達障害の方に関して、ひとつは、親と子供の関わりに関して、もうひとつは、臓器移植に関して、もうひとつは、人と人との関わり方に関して色々な角度から見る事が出来ます。

また、本作品の監督を務めたヤコブ・ゴールドヴァッサー監督自身で、発達生涯を持つお子さんの親御さんから、時に、厳しい角度から、時にユーモア溢れる角度から、決して、難しくもなく、しかし、寂しくも無く、時にユーモアを交えながら本作品を創りだしています。

イスラエルの映画なんので私たちにはお馴染みでない事から、監督さん俳優さんのデータがあまりないですが、俳優さんもしっかり演技の出来る方で、見ていて大変に気持ちがよくなります。

内容の方が少々淡々としている部分が有り、ちょっとお話進め方が淡々し過ぎている部分もあるので、ちょっと飽きる部分も有りますが、しかし、なかなか見応えはある作品に仕上がっています。

この手の重度の発達障害を持つ人に関して、軽度の発達障害を持つ人に関しても、日本でも十分に考えていかなばならないテーマだと思います。

私的には、本当に最後ですが、発達障害のある主人公が自立に向かっていく(私の勝手な解釈ですが)ラストが大変に素晴らしいと感じたかな・・・

日本でも多くの人に見て貰いたい作品でした。

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sally

5.0健常者だって緊張するし

2020年10月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

久々に鼻水出るほど泣けました

結末もそうですが、
そこに行き着く過程が暖かい

ガディが幼い頃から離れて暮らしていた父子が30年ぶりに一緒に生活して、気心知れた友達になっちゃった

ゆで卵が出てきた時は劇場の皆が笑っちゃいました

ガディの言葉選びも面白い☺

けど、そんな笑いの中にポツポツと出てくる
お互いの生命の危機

ギャップが刺さり(泣)

施設の女の子が私にも天使の様に見えました🌷.*

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rin*

4.0なんだかみんな愛おしい

2020年10月25日
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鑑賞方法:映画館

色んな人がいて、事がある。
人は死に、残った人は生きていく。
助け合うことが、人間のデフォルト。

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Momoko

4.5透明性が社会を変える

2020年10月25日
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Socialjustice

2.5話は良いが背景描写が薄い

2020年10月20日
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鑑賞方法:映画館

良い展開のお話でした。ラストもなかなかの着地。

ただ、ただですね・・・薄い。
父子の関係性の変遷がエピソード描写だけだから
「あれ?もうそんな関係なの?」
って感じ。
確かにね。そりゃぁそーだよね、そうなるよね。って感じなんだけど
どうにも唐突感があるんだよな。
一緒の時間が増えれば・・・って話じゃないと思うんだ。
だってこの父子には「過去」があるから。

父の過去はもちろん、なぜ一緒の時間を過ごすことで、
状況に変化が持たされていくのか?ってとこの描写が薄いから
息子のラスト近く、ラストの行動の動機がどうにも薄い。
彼が発する切なる叫びのセリフ=動機となってしまっていませんかね?
なぜそこまで想うことになったのか?・・・そここそ書き込まないと。って想うのです。

この映画は息子の成長物語でもあると思うのです。
ラストなんてその結果ですよ。
でも、前述の薄さが説得力の少なさを生んでいると思います。

残念。

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バリカタ

5.0色んな要素が見事なまでに絡み合って─

2020年10月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

様々な社会的要素をうまい具合に絡み合わせて、楽しく悲しく感動的な物語が出来上がっていました。
個人的には・・・過去、身内に人工透析者がいて、治療のつらさや移植の複雑な問題、そして急変など、身近な出来事が琴線に触れる事柄であり、・・・ヤバかったです。
そこにはきっと身近な物語があり、何かしら心を動かされるものがある。主人公や設定、国等々、大きく違うところはたくさんあれど、自らとの一致点を見出してしまう。作品への思い入れや没入というのは、そんなところから始まるのだろう。
靴ひもというタイトルとそれが肝になっている作品ではあるけれど、ほかにも多くの事柄が詰まった映画なので、各々それを見つけてみては─。

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SH

5.0ハンカチ携帯要必須。

2020年10月19日
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ベターな展開だが、不覚にも泣いてしまった。
先の感想にイスラエル版”クレイマークレイマー”と感想にあったが、その通りです。

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Oyster Boy

5.0サポートしてもらう勇気

2020年10月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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J24

3.51990的お掃除チャンピオン

2020年10月17日
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笑える

悲しい

幸せ

母親が事故死し、住むところが決まるまでとソーシャルワーカーに諭された父親と、38歳の発達障害の息子が36年ぶりに暮らす話。

恐らく軽度の自閉症と思われる主人公が幼い頃に出て行った自動車整備工場を営む父のもと、洗車係とし働きながら親子関係を深めて行くストーリー。

疎ましがっている様に感じた序盤。
でも、気遣ってもいて、接し方がわからなかったのかな…息子をやはり施設に入れようとするも、運営の状態をみて思い直す根は優しいオヤジ。

そんな中、オヤジに腎臓の機能障害がみつかって展開して行く。

主人公の位置付け的にも、ストーリー的にも、絶妙な理解力とお拘りな二人が、心を通わせていくと伴に、そろって互いを気遣い、打ち解けて行く様は優しくて温かくて。

コテコテなストーリーだけど…突然の無感情からのラストは、空虚感と思いやりと成長を強く感じるし、それでいてコメディでつくられているので重過ぎずとてもよかった。

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Bacchus

4.0あらゆる"愛"を内包したイスラエル版『クレイマー、クレイマー』

2020年10月3日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

発達障害の息子を重荷に感じて育児放棄し、離別して疎遠となっていた父が、親子愛と友情、そして女性の愛を得ていく。まさに贖罪の物語であり、形を変えた『クレイマー、クレイマー』。
多民族国家イスラエルならではの人種間描写もさりげなく盛り込む。2人を取り囲む人物たちもイイ人ばかりでハートフルな展開が続く分、ラストが切ない。
都合3回登場する、息子が靴ひもを結ぶシーン。それぞれが違った意味を持つ。
『アンコール!』然り、『私の小さなお葬式』然り、年齢を重ねるとこうした家族愛を描いた映画が観たくなってしまうのは、人の性か。

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regency

4.5誰もが共に生きていくには

2020年9月29日
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試写会で公開よりひと足先に見ることができました。

イスラエルで実際にあった、腎移植が必要な親へ、精神障害のため子どもがドナーとして認められず亡くなったケースを下敷きにしているそうです。また、主人公ガディのこだわりや仕草は監督自身のお子さんの行動がモデルになっているとのこと。

一口に「サポートを必要としている人」と言ってもその濃淡や個性は千差万別。その上で、誰もが共に生きていくという事について深く考えさせられました。

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miyaco_a