劇場公開日 2019年11月15日

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「日本人にはなかなか難解、イタリアの人には分かるんだろう」LORO 欲望のイタリア sallyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0日本人にはなかなか難解、イタリアの人には分かるんだろう

2019年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

数々のスキャンダルで知られるイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニをモデルにした作品をイタリアの異色監督パオロ・ソレンティーノが撮り上げた作品になるのですが・・・・

正直、2時間30分の作品で、内容があるようでないです。

まず、シルヴィオ・ベルルスコーニを知るイタリアの人なら十分に楽しめるのかもしれませんが、シルヴィオ・ベルルスコーニ像を知らない日本人にとって、本作品をどういう形でとっていいのか正直困難かもね。

パオロ・ソレンティーノ監督が好きな人には、内容と言うより、そのシーンそのシーンを楽しんでいれば良いと思う。

正直、私のようなあまり知識のない人間には、本作品の内容や意味が伝わらないというか、掴めなかった・・・・・

シーンが変わる事で、独特の感性は素晴らしいと思いますが、やはり映画は内容を掴んでひとつの評価が出来るかな・・・・

正直、私から言えば、長いだけだった・・・・

sally