「平和への道のりを軽いタッチで描くとこうなる。」テルアビブ・オン・ファイア キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
平和への道のりを軽いタッチで描くとこうなる。
パレスチナ人がエルサレムでの人気ドラマの脚本家のアシスタント→正規の脚本家になるものの、イスラエルの検問所のアッシの介入で脚本が二転三転していく。
パレスチナ→エルサレムの撮影所に通うためには検問所を通過しなければならないが、とうとう必須のIDを取られて、アッシの脚本を思い通りにしたい思いが先行していく。
パレスチナ側とイスラエル側の行き来には検問所を通らないといけないこと、そのことが前提でのストーリーであるが、コメディであるものの平和を目指そうという思いは伝わってきた。
韓国と北朝鮮、インドとパキスタンの両国の人々の交流、友情や愛情などがテーマの作品はあるが、まさにそのことを彷彿とさせる。
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