ザ・リバー
解説
長編デビュー作「ハーモニー・レッスン」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したエミール・バイガジン監督が、カザフスタンの辺境の地に暮らす少年たちを描く「アスラン3部作」の最終章。カザフスタンの田舎の村で暮らす5人兄弟。13歳の長男アスランは父親の跡継ぎとして全ての仕事と権限を任されていた。ある日、アスランは弟たちを連れて川へ泳ぎに出かけ、幸せなひとときを過ごす。そんな兄弟の平穏な日常が、都会からやって来た従兄弟の存在によって大きく揺らぎはじめる。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。
2018年製作/108分/カザフスタン・ポーランド・ノルウェー合作
原題または英題:Ozen