ヒズ・マスターズ・ヴォイス
解説
「タクシデルミア ある剥製師の遺言」の鬼才パールフィ・ジョルジ監督が、ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムの小説「天の声」を下敷きに撮りあげたSFドラマ。ハンガリーで暮らす男性ペーテルは、アメリカで起きた奇妙な事故についてのドキュメンタリーの中に、消息不明の自分の父親らしき人物を見つける。彼の父親は1970年代に共産主義政権下のハンガリーから亡命して以来、行方がわからなくなっていた。父を捜しにアメリカへ向かったペーテルは、いつしか米軍の陰謀に巻き込まれていく。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。
2018年製作/95分/ハンガリー・カナダ合作
原題または英題:Az Ur hangja