アマンダと僕のレビュー・感想・評価
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ミカエル・アース監督の作品、日本に入ってくるときに ハートウォーミ...
ミカエル・アース監督の作品、日本に入ってくるときに ハートウォーミングな作品のような見た目になってしまうのはなんでなんだ。 おかげでこんな良作を見逃してしまうところだった。 パリの街中で生きる人のリアルな生活感。 喪失と再生の話ですごく良かった。 パリに普通に住む人の、すぐ隣にある影と、 影に飲み込まれない生命力のある土地なんだな と思う。面白い。 フィルムっぽいザラつきのあるルックも良い。 “エルビスは建物を出た”の慣用句はじめて知ったけど 忘れられないな。 アマンダの大人っぽくもあり、子供らしい繊細さが誠実に描かれているし、演技も素晴らしい。 人の繊細さや人間関係の微妙な力関係や問題や希望などの色々が映っている。 私は何も前情報なしに観たので ほんとうに、静かにショックを受けた。 一瞬何が起こっているのか分からなかったけど、ほんとうに何も知らずに観れたのが 特別な体験になった。 配信で鑑賞
人生を揺るがす甚大な出来事があったとしても 時は淡々と進み日常は止...
人生を揺るがす甚大な出来事があったとしても 時は淡々と進み日常は止まらない リアルな雰囲気がパリの美しい風景とともに流れる 立ち止まる時間もなく辛い現実と共に歩まなくてはいけない2人がその時の中で成長していく様子が現実的だ だが未来は明るい
ただただ静かに
無差別テロの犠牲になった姉。その娘と主人公の切ない交流を描く物語。 切なさと仄かな希望を感じ取れる人間ドラマです。 大切な人の突然の死に戸惑う二人。ふと瞬間に溢れ出す涙が胸に迫ります。 私自身が情に薄い部分があり、また身内や親しい人を亡くした経験がないので、この情感は悲しくも羨ましく感じます。 物語は、主人公と姪を中心に、恋人、生き別れた母親との関係にも触れながら進みます。 その分、姪との深化エピソードがあまり描かれておらず、あっさりとした印象も持ちました。しかし、人間関係って特別なエピソードは必要なく、「いつの間にか」なんでしょうね。 私的評価は普通にしました。サスペンス好きな私なので、趣向に沿わない分、やや厳しめかもしれません。
テロ事件に巻き込まれた家族の物語
パリでのテロ。主人公と彼の姉と姪の暮らしが一変する。 特に小学校低学年の女の子の様子が哀れを誘う。そしてラストシーンの彼女の表情の変遷がとても良い。このカットを見るための作品かも、とさえ思った。
フランス人に偏見を持っていたかも
本当に良い映画だったと思います ダビットの優しさが無ければどんな展開になっていたか? たいがい映画鑑賞していると2,3回眠ってしまうが、この映画は派手さがないにもかかわらず眠くならなかった 入り込みやすい映画で出てくる俳優が親近感があり、とくにアマンダはかわいくないと思いながら見たけれど、進むにつれかわいく愛おしくなった自分がいた 続編も作れそうな映画でした 見終わった後、予告編を見て本編を見ていたときよりも涙涙でした
子ども好きじゃないんです
けどこのアマンダは愛おしいなー。いかにも売れっ子子役って感じの美人顔じゃないから、泣いたり怒ったりすると鬼みたいな顔になるのがリアルで愛おしい。テニスの試合でなぜか勝手に泣き出しちゃうのとか子どもの得体のしれない心情らしいし、最小限の出演者で事件やデビッドのまわりの人間関係を説明しすぎず描くのとか、いろいろ地味だけど満足度の高い映画でした。
フランス映画ってなんか意味不明の哲学的な会話が展開して置いてけぼり...
フランス映画ってなんか意味不明の哲学的な会話が展開して置いてけぼりになるイメージあるんだけど、これはいい意味で普通のヒューマンドラマだった。世相を反映したメッセージ性もありつつ、事件をきっかけに関係性が大転換する家族に寄り添って泣いたり笑ったり。プレスリーが元になった慣用句がキーワードになっているんだけど、母親と娘の絆をひしひしと感じる良い場面でした。
物語が生まれる時
ウインブルドン・センターコートの試合は世界へ放送される。 40-0で追い込まれた選手が持ちこたえてジュースに持ち込んだ時、カメラの映像が観客の中にいる一人の少女の表情を捉える。 カメラマンは何かを感じ映像をアップして行く・・・TVで見た誰かがこのストーリーを描いたように思った。
淡々と
思いがけない、テロにより姉を亡くした、主人公と母を亡くした姪っ子のお話。周りの人々は決して積極的では無いけれど暖かく手を添える。 生と死はいつでも隣り合わせと言いつつも実際は起こって初めて慌ててふためく。仲がいくら良かったとはいえ、まだ10歳にも満たない子供を引き取り保護者となる覚悟、自分は出来るかどうか考えた。
タイトルなし
ダヴィットは 突然の悲劇で仲のよかった姉を失い 残された7歳の姪アマンダの 後見人に… . 『Elvis has left the Building』 (英語の慣用句:楽しいことはもう終わり) 母が教えてくれたこの言葉を口にし 涙したアマンダ 多く語らないアマンダのその姿に😢 . パリの街中 日常の景色 普通に暮らしている人に影を落とす テロに限らず いつ何がおこるかわからない今 悲しみを抱えながらも また生きていく姿を描いた 心が温まる作品 良作✨
考えさせられる
自分の乏しい語彙力では上手く表現できないが とても奥深い映画だった、物語をよく知らずにWOWOWでみた。エッフェル塔は映らない代わりにパリのアパートやマンション、日常が映し出され、悲観な事件によって運命を翻弄されるアマンダと主人公。それぞれに感情移入出来た。
いきなり子持ちになれますか?
大学生位の青年の姉がシングルマザーで女の子を育てているいます。 しかし、その姉が突然テロで殺されてしまう。 残された女の子を引き取り自分で育てるのか? それとも施設に送ってしまうのか? 姉の死を悲しんでいる間もなく、現実問題が浮上してきます。 果たしてどうするのか?
二人を支えるのはいつものパリのあちこち
舞台はパリそしてロンドン近郊の街と公園。 緩やかな夏の日、ダヴィッドはプロバンスから来たばかりのピアノ教師のレナと会い恋をする。彼は今はもう学生ではないが、定職は不動産屋の手伝いと公園の木々の枝きりという気楽な毎日。 そんなダヴィッドにはパリの広場に面する質素だが優雅なアパルトマンに娘アマンダと共に住まうシングルマザーの姉がいる。彼女とダヴィッドの父はイギリス人であり、父と母はいまはいないが、父の妹は疎遠だがロンドン近郊に住んでいる。パリの粗末なペントハウス住まいのダヴィッドだが、彼は毎日のように自転車で英語教師の姉とアマンダを訪ね、パリの日常を謳歌する。 そんなある日、アマンダの母はイスラム人のテロに遭遇、その命はいつもの長閑な公園に散ってしまう。母そして姉という基軸を失ったアマンダとダヴィッドのパリ生活、いろいろあるが、しかし、悲しみをこらえ淡々と続く。いや、ふっと大きな悲しみに襲われる二人だが、二人を支えるのはいつものパリのあちこち。 この映画が描いているのは二人の都市世界、その世界は長閑なパリとロンドン。まだ7歳で母を失ったアマンダといい年をした優雅な青年ダヴィッドを支えるのは、二つの都市が持つゆたかな日常性にあるのかもしれない。
エルビスは建物を出た!
仲の良い姉がテロの犠牲者となり、姪のアマンダと暮らすことになるダヴィッド。この映画はテロの事にはあえて触れずにアマンダとダヴィッドの話がメイン。 ダヴィッドは24歳。日々の生活でおそらく目一杯。大切な姉を失い悲しみはMAX。でも小さなアマンダはママを亡くしてもっと辛いに違いない。ついグズってダヴィッドを困らせたりしてしまう。無理もない、まだ7歳なんだから😭 アマンダを想っても辛いし、ダヴィッドのことを想っても辛い。親権問題やらどこに住むのか、考える事は山積み。泣きたくもなる。ダヴィッドがついメソメソしてしまうところは等身大で凄く好感持てた。 イギリスに行ってダヴィッドが母親に会うシーン、本人が最後にあったのがいつなのか記憶にない程なのに、母親も笑顔で会いに来る。お国柄というか、フランスと日本の違いを感じた。日本なら涙ながらの重い再会シーンになりそう。 テニスの試合会場でのアマンダ、、、凄い。あれは演技?溢れる涙、最後は笑顔。どんな女優になるのか楽しみですね🥰
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