「姉の愛情」アマンダと僕 H1DE!さんの映画レビュー(感想・評価)
姉の愛情
淡々と穏やかな日常
観てる側もフランスに住みたいとまで思うくらい、美しい風景と人達
前半はそれに尽きる
しかし姉の死で幸せな日々は一転する
突然過ぎて弟ダヴィッドと娘アマンダは受け入れられない
それでも時は過ぎる
お互いぶつかり合いながら少しずつ成長していく
何故、ダヴィッドは自分を犠牲にしてまでも、わがままなアマンダの面倒を見れるか?
自分の姉の子供だからってだけではない
やはりこれは、姉から本当に沢山の愛情をもらってた恩返しとでも言おうか
それが子供であるアマンダへとそのまま注がれるのである
この映画はダヴィッドとアマンダのやり取りのストーリーに見えるが、自分は前半の姉の素晴らしい愛情が後半を進めて行ってる気がします
そして、ダヴィッドはレナに恋をする
レナも悲劇に合い、片腕を患う
それでもダヴィッドは「僕には君が必要なんだ」と言う
そう、心の支えを姉から教わってるから
いくつも仕事を掛け持ちしてたり、移動は自転車だったり… そんな素朴な生活だったからこそ、姉の愛情は心を尚更豊かにしたかと思います
本当素晴らしい映画でした
今晩は
いつも、有難うございます。
現在の状況では難しいかもしれませんが、且つご存知であれば申し訳ありませんが、もし”HIDE!”さんが未観賞であれば、今作よりも更に静かなトーンになりますが、ミカエル・アース監督には”サマーフィーリング”という素敵な小品があります。。
普段、このようなコメントは一斉しないのですが、今状況が終息していることを”祈りたい” 晩夏に観て頂きたい作品なので・・。
”HIDE!”さんのレビューを拝読すると、感性が似ていらっしゃるかなと思い、僭越ながらコメントさせて頂きました。
では、又。