わたしの居場所 新世界物語のレビュー・感想・評価
全1件を表示
大阪の『新世界』とは、いいえて妙だ。
クリックして本文を読む
『生まれ変わってもこのままで良い。だって、今が幸せだから』
主人公の心の強さを感じた。彼は52年前に捨てた故郷に帰る。その街で気丈に振る舞う。笑みは無いが、不安など微塵も見せず自分をさらけだす。本当に生きているのを楽しんでいるように見受けられた。
現状『彼ら』に対する差別は無くなっていない。何故なら女性に対する人権すらきちんと出来ていない訳だから、彼らに対する理解などしている訳が無い。
勿論、私もその一員かもしれないが。
『ふるさと』とは都会から逃げ帰るのではなく、その『ふるさと』から『都会』へ逃げるものである。
大阪の『新世界』とは、いいえて妙だ。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示