「黒人と白人」グリーンブック ミカエルさんの映画レビュー(感想・評価)
黒人と白人
天才ピアニストである裕福な黒人にナイトクラブの用心棒であるイタリア系白人が雇われるという構図が今まで観てきた映画の中の白人と黒人の関係性とは正反対で新鮮さを感じた。
二人が共に過ごすコンサートツアーの中で、お互いに足りないところを補い合い、信頼や友情を高めていき、最後には連帯するというストーリーは、実話だけに二人のその後が気になった。
主演のトニーの食欲旺盛な豪快な食いっぷりに自分自身も食欲をそそられ、黒人しかいない場末のバーでの助演のシャーリーが古びたピアノで奏でた演奏に心が踊った。
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