「傑作と言える価値のある映画」グリーンブック chakurobeeさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作と言える価値のある映画
ほとんど時間の経つのも忘れて見れた映画だった。 1960年代の人種的に複雑なアメリカ社会の黒人差別をそれも移民系のイタリア系家族を中心に見据えたヒューマン映画。夫々が単純ではない過去の人生を背負った、黒人のエリートピアニストと彼に雇われるイタリア系白人が徐々に人種を超えて人間として相互理解を深めてゆく過程が秀逸。 悪い警官には意地悪されたが、その後、良い警官に巡り会うエピソードはいま一つの改善の必要性を感じた。
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