「【実話】人種差別から学んでいく友情物語」グリーンブック レオさんの映画レビュー(感想・評価)
【実話】人種差別から学んでいく友情物語
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人種差別が色濃く残る時代に黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手が出先で様々な問題にぶつかりながらも少しずつ友情を築いていく物語。
高級クラブで用心棒として雇われていたトニー・リップはクラブ改装を機にしばらく無職になり、黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手兼用心棒として雇われることになる。
出自も性格も全く異なる二人は、当初は衝突を繰り返すものの、出先で繰り返されるドクター・シャーリーに対する人種差別にトニーは自分事と考えるようになる。
揉め事を起こしたくないドクター・シャーリーは常に品よく振る舞おうとするが、トニーは人種差別を目の当たりにする度にいつしか彼を守ろうとする。
ラストはトニーの妻ドロレスがドクター・シャーリーを温かく迎えてくれたのがすごく嬉しかった。出先でトニーが書いたラブレターは彼の品の良さから来たものだと伝わり、人種差別を越えた深い繋がりを感じられた映画でした。
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