青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないのレビュー・感想・評価
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別の意味で泣けました
あのなー?
二日目夜には無くなってるようなのを、初週特典とは言わないでしょ?
違うかね?
あれじゃ初日特典とかじゃん?
イン横浜、ブルク13のお話
この作品の味は
なぜ嬉しいのか?
なぜ悲しいのか?
その機微の描写にあると思っていました
タメとも言えるでしょうか?
(・´ω`・)そーゆー前戯を、殆どはしょって映像化したのね
主人公の作画が、あっちこっち雑なのも妙に気になるし
ずーっと必殺技みたいなシーンばっかりで
アレだ、再生怪人軍団とでも戦ってる気分にさせられた
何回、もう帰るか?と思った事か
特別、ファンという事はないのですが、水瀬さんだったか?
やはり少し格の違う演技を聴くためだけに座っておきました
しかし残り30分あたりか
仮初めでも、あのキャラが
違うの未来で、幸せになれたのだというあのシーンまで、はしょるとは
ひとつの到達点である幸せを捨ててまで、という描写が、まさか無いとは
80分くらいのシャクかな?
本二冊を80分でやらされると、こうなるのね。
しみじみと、今後の参考になりました。
テレビ版の再現率が凄かったんで、期待していたのですが
最初ッから、ダイジェスト版ですって告知してくれよなー?もー。
それぞれの気持ちが複雑に絡み合う展開に釘付けになります
この作品シリーズは多くのヒロインがそれぞれの物語においてメインヒロインになるというシリーズですが、今回はテレビアニメ版冒頭からの重要かつ謎多きヒロインにスポットが当てられています。
主人公を生きる道へと導いたとも言うべきヒロインが、作中において複数の年代で登場することについての謎が明らかになります。
その中で、これまでの物語で主人公に助けられた多くのヒロインたちの気持ちが複雑に絡み合ってきます。
命の恩人とも言うべきヒロインの本当の姿を知ったとき、心がとても締め付けられました。
テレビアニメ版とは空気が少し違って、劇場版になった理由がよくわかりました。
多くの選択肢の中から必死に最善の方向へと進もうと、悲しい現実に抗う主人公やその周囲のキャラクターの気持ちがいたいほど伝わります。
テレビアニメ版の延長線上にあるため、この物語だけを見るとなかなか理解ができないところがあるかもしれません。
しかしながら、この作品をあまり知らない人が見てもわかりやすいように配慮はされてますので、ぜひこの作品から物語を好きになってもらえればと思います。
泣けるんじゃなく、自然と涙が出る
まだ見てない方の為にネタバレは避けさせていただきます。
TVアニメシリーズ同様、素敵なお話でした。
物事の動きが激しい小説でもあるため、少しばかりスピーディーでしたが、1時間半にまとめられているのは見事だと思いました。
今までに登場したキャラクターの個性を偏りなく生かせており、さらに過去の伏線をしっかりと回収する。日の打ちどころがありません
今作は”命”が重要なキーワードとなる話でした。重いテーマですが、所々にクスッと笑えるところがありつつ、笑いがシリアス展開を壊してしまうことがないのが上手いです。
中盤では、キャラクターの「生きたい」「生きてほしい」という願いがひしひしと伝わってきました
咲太に待ち受ける悲惨な運命の数々を、咲太はどう切り抜けるのかも注目です。
なぜ牧之原さんと翔子さんが同じ時系列に存在するのか、原作を読んでない方は双葉や咲太の推測を基に謎解き形式でみるとよりおもしろくなるかもしれません
エンドロールに入る前の最後のシーンでは、牧之原さんの返事を聞いて、無意識に涙が頬を伝っていました。
「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」と「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」を読むとより一層理解が深まりますよ
入場者特典はすぐ無くなりますのでお早めに
原作買わないと...
カップルにオススメ
何もかもが最高でした!
原作を読んでいても泣けます
この作品の良さを説明するには語彙が足らないのが悲しい
私はかねてからの原作ファンであり、今回のアニメ劇場版公開にあたっても、ゆめみる少女~ハツコイ少女の当該巻を三回程読み直してから映画館に向かった。重要なセリフは暗唱できるほどに”原作厨”だが、アニメ作品の出来には全く不満はなく、それどころか期待を上回る出来であった。制作側が、本当にこの作品を好きで、この作品の良さをファンの人たちにあますところなく伝えようとする姿勢のあらわれなのだろう。
私はあまり「泣ける」という表現が好きではない。なぜなら、「泣く」という行為は、私たちにとってコントロールしがたい感情であり、可能態として用いることはできないと考えているからである。そのため、私はただ「泣いた」とだけ表現する。映画を見ている途中に、涙を流す自分に気づいてしまった。この作品の鑑賞は、それほどに純粋な体験であった。スタッフの皆様に感謝いたします。
青春ブタ野郎は、ゆめみる少女の夢をみない。
息抜きが無い
素敵なお話
主観を交えながら原作との比較(映画10回くらいは泣きました)
ネタバレ注意です。
アニメを見ていて「一体どうやって翔子さんの話に行くんだろ」と思っていましたが、かなりがっつり行きましたね。
原作を見ていれば十分に楽しめられ、アニメを見ていれば理解出来てついていけて、初見はワケワカメみたいな感じでしたね。
尺がないのは分かっていましたが、ここまで最初のカットするかと思いました。
まぁ中途半端に説明して中身が疎かになるのだけは勘弁ですしね。
原作既読でも映像にして初めて楽しめる所も盛り沢山、特にキャラが動き、声を発し、感情を表現しているのを見るだけで嬉しいです。
さて、見ていてカットされた所をクローズアップしていきます。
・麻衣さんの母親のビンタ
これは麻衣さんが咲太を庇って死んでしまったところですね。
原作では大分咲太が母親とのどかから責められていました。
ですが、映画は母親は床に膝をついて「返して」
と叫んでいました。
本来なら咲太に言っていたんですけどね。
そこがまた泣けたんで悲しいです。
のどかの責めも大分あっさりしてましたね。
どちらかというと咲太のぼんやりと呟くシーンが一切なかったのが驚きました
原作だと起きたことを断片的に虚ろに呟いて、のどかが黙って聞いてるところなど印象的でしたがこれもカットしていて、「何で咲太が守ってあげなかったの!?」という所だけ出てます
・心臓移植の性格
これは6巻やや最初の大事な伏線ですね。
心臓移植際に記憶細胞が移り、ドナーの性格が少し移るという話を双葉と咲太がしていました。
実際自分はこれで、翔子さんの体には...と気づいたので少し悲しいです。
まぁ原作では衝撃の事実!!みたいな感じだったので伏線をたくさん貼っていましたが、映画ではこの事実が明かされるのは序盤側の中盤でしたし、ここもあっさりしていましたからね。
実際アニメでは翔子さん(翔子ちゃん)の番をカット(通学路で出会うシーンなど)していたので、割かししょうがないですね。
この映画の魅せたい所は咲太達の心情や葛藤なんで、翔子ちゃんが病気のことや翔子さんが未来から来たこと、そして心臓のことなどはかなりあっさりしてますね。
・のどかの車に被り物がない
一応「ちょうどいい」とは言っていましたが原作では車の中に兎の被り物と同じような被り物用意されていました。
まぁテンポと尺の問題でしょう。
・色々の説明
青ブタの謎解きや説明などは主に双葉が事後にしてくれるか、咲太の心の中で行われます。
この心の中はアニメにしたときにセリフにはならない咲太の思考なので映像にすると必然的にカットされてしまいます。これはアニメ版からそうでしたね。
事後の双葉説明パートは原作にもないのでないです。
決定的に足りないのが翔子さんとの会話シーンです。
本当はもっと雑談があって、その中に情報があって、
映画では、「未来を拒んだことはありますか」⇒
あっ(麻衣さんとのシーンを思い出す)
でしたが、原作ではこの後に咲太が特に24日の運命を決める日なんて永遠に来なければいいとはっきりと言っています。
つまり原作の方では咲太の心の中が答え合わせになっていているんです。
そういったこと全てを合わせると、どうしても説明不足になりアニメ勢の方にも困惑する人が出てくると思います。
主に古賀が咲太を見つけれた理由、ドナーカードを最初に咲太が貰うまでの気持ち、咲太の小銭、麻衣さんが出演した映画、翔子ちゃん復活の経緯(これは8巻なのでないのは当然と言えば当然です)などです。
・麻衣さん死亡後の世界線は翔子さんと咲太が結婚していた
これは映画では全く語られてませんね。
ビックリでした。
麻衣さんの心臓の翔子さんには指輪がついていて、それで咲太が気づきます。
劇中でもあった学生結婚の話ありますよね。
相手は違う世界線の咲太くんでした。
それでも翔子さんはそんな咲太の結婚生活を無くして、自分が死んだとしても大好きな人には笑っていて、幸せでいて欲しいと言うんですよ。もう泣きですよ。感無量です。
・ニュースを見た咲太の涙
ここは本当にもう30秒あったら自分は1番号泣していましたね。
原作読んだ時ここで1番泣きました。
咲太は麻衣さんが庇った時も病院の時も1人で家にいる時も泣かなかったんです。
いや、咲太はこの現実を否定していました。
現実を受け入れずに麻衣さんが死んだ事実が本当に起きたと頭が理解していなかったのです。
色が消えた世界、モノクロの世界に写っていたんです、僕も読んでいてずっと呆気に取られていました。
そして初めて麻衣さんのニュースを見て自分のことをインタビューで話していたときに咲太はやっと理解するんです。
いつもみたいに笑ったり、からかったり、慌てて照れたり、怒ってくれる、そして一緒にいてくれるはずの麻衣さんがもうこの現実にはいないことを。
そこで初めて咲太が号泣するんです。
嗚咽しながら、涙を流すんです。
そこで僕は産まれたときに泣いた次くらいには号泣しました
・咲太の良いセリフ
一語一句全て覚えてませが、要約すると、
すぐ側にある小さな幸せに、そして今手にしている幸せに気づくこと。
それこそが幸せなんだ。
いやぁ、本当に良いこと言いますよね。
しみじみして、心に来ます。
まぁ大きく書くとこうですかね。
正直カットされた部分はたくさんあります。
アニメでは1巻多くても3話。
翔子さんの話は2巻なので6話。
6×30で180分を半分の90分で映画にしたんですからね。
アニメでさえここらカットかぁというのはありましたから、このクオリティは凄いと思います。
ですので、是非興味がある方は原作小説を買うことをオススメします。
そして途中でも書きましたが、この映画は何を魅せたく、作ったのかあくまで個人の感想の範囲ですけど、あの3人の葛藤ですよね。
3人共ものすごく優しい人なのは言わずもがなだと思いますが、その3人が誰かを助ける為にはこうするしかともう何だか言い表せないことを伝えたかったんだと思います。
今生きてる時間は誰かが助けてくれたり、支えてくれている、そんな優しさで出来ているんだなと再実感しました。
逆も同じであなたの何気ない優しさや思いやりで誰かのそんな小さな幸せを作って、何気ない日常の一つになっているんです。
生きたい、生きて欲しい、一緒に過ごしたい。
そんな葛藤に苦しみ、涙する物語です。
優しさに触れ、小さな幸せとは何か。
そんなことを教えてくれる映画です。
本当に素晴らしい映画でした。
ありがとうございました。
よかったところが多いけれど
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