十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価
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怖いのが苦手なあなたも!!
私は怖い系の映画が苦手なので、映画館に入ってずっと緊張して今にも泣きだしそうだったけど、自分の頭をしっかり使って一緒に考えることが出来て面白かったです!
こわいこわいとおもわず、見てみたら意外と大丈夫だった!と思えると思います!
ぜひぜひみにいってほしいです!
とても好きな映画でした。
映画鑑賞前に レビューを何個が読んでしまい
正直 全く期待せず 鑑賞も辞めようかと思いましたが、
いい気分ではないまま 見に行きました。
結論から言うと 面白かったです。
最初の 映像の作り方や 持っていき方がとても好きです。
レビューが低い人は 殺人劇や ミステリーサスペンスを期待していて、腑に落ちなかったと思います。
確かに、予告編とか全く違ったとおもいます笑
変な言い方をすると この作品は 死について考えたことがある人、イジメ etc...に関心 経験がある人 は
とても面白く 興味を引くものがあると思います。
面白かったですよ。
若手のみの出演でしたが、みんな芝居も上手くって引き込まれてみてました。
どこかで、「このメンバーが死にたくなるなんておかしい。死にたいと思うように見えない。」っていうのを見ましたが、人が死にたくなるのは本当にささいな原因や、耐えて耐えて爆発するタイミングだったりだと思うので、それは関係ないと思いました。
私も最初はホラーっぽいのかな、と思って見始めましたがなかなかのサスペンスで、中にはそこは簡単に見つからないんだ、というようなトリック?もありましたが、見終わって、面白かったなあ、と思いましたし。
気分良く帰れる作品でした。
ふぅ、、、
一言でまとめると駄作ですね。
無駄な尺を取りすぎてテンポが悪かったです。
登場人物みんながみんな物分かりが良いことなんの。
エンディングでのポップな雰囲気は、一周回って楽しかったでしゅ!
思っていたより
原作未読ですが、多少無理あるところは映画の尺に詰め込んだのかなといった感じでした。
それよりそこのもやもやを、役者陣の熱演が大幅に上回ってくれたため、とても満足度高かった。
前情報入れて見に行かなかったのもあるかもしれませんが、総じてよい映画でした。
ただ、テーマがテーマなので、あんま深いこと考えて見に行くと違うのかな…
衝動的に募る思い
「12人」にまつわる映画や作品て昔から結構あるけれど、絶妙な人数なんですかねぇ、何かを決めなきゃいけない時には。
そして、それらの過去作にもオマージュを捧げつつ、多感で無軌道な感情が暴走しがちな世代を据えて、見事な作品へと昇華させた全ての関係者へ喝采でした。
生と死を、そのものとして受け止め、純粋に考え悩むのって、この世代位までだと思うのですよねぇ。そして、大人が妥協点を探すところも、若さゆえそうしない。ソコを拾い上げた原作者の冲方さんには脱帽です。インパクトよりも、進むほどに思い出すほどに、ジワジワとくる、そんな作品でした。
(余談) しばらく前に、自殺志願者の若者を題材にしたロードムービーがあって、好きだったのだが、タイトルはなんだったのだろう…。コレを観たら、ものすごくソレがみたくなってきた。
なんか、なんだろう、なんで言えばいいの
予告を拝見しとても楽しみに劇場へ
空を見上げるなど映像の間の空け方や撮り方、フードを被った者たちの登場など魅入る場面があって個人的に好きでした
途中の推理やノブオ(北村匠海)とアンリ(杉咲花)の行動経緯はハラハラするものもあって面白かったです
がしかし
え?誰も死なないの?
え?ゼロバンがいびき?
あれだけ死にたいって言っていた若者たちが
結果前を向いて生きて行こうって
わたしは虫が良すぎると思ってしまいました、
まあ良い話なんでしょうけど
どんでん返しやら裏切りなど謳われていた分
殺人を期待していました私は、
現代の自殺したいと思うリアルな若者たちはみんなこんな理由で死を選ぶのでしょうか
シンジロウ(新田真剣佑)サトシ(高杉真宙)以外自分の覚悟でどうにかなるだろうと思ってしまう、
だからこそもう一度人生を歩もう!ってなったんでしょうね
何か違う、
全体的に話が進んでいくに連れて脱線してる
おそらく、脚本の段階で展開をコロコロ変えるうちに結論に誤差が生じてあんな感じになっちゃったんだと思った
見終わってあ~あと思わず言ってしまった
あえてよかったのはエンドロールで答え合わせが合ったことかな
面白いと思うかは人によるかも
タイトルに釣られて行きましたが、個人的にはタイトルから予想されそうな内容と悪い意味で違っていたのかなと思いました。
ただ、今後の日本映像界を担っていくであろう若手俳優、女優さんたちの演技は良かったです。
映画よりも舞台映えする作品
告知されてから危険な香りはしていた作品なのだが、流行りのデスゲームインスパイアや人狼派生系のB級邦画を避けていたこともあり大衆向けで豪華キャストとあらば怖いもの見たさで観る価値も…と原作未読で鑑賞。
蓋を開ければ拍子抜け…ショッキングやホラー、どんでん返し!とは縁もゆかりもないハートフル映画。
時間の無駄とまで思うことはないが、肝心の登場人物が掘り下げるには尺が足りないのか説明的すぎて12人、13人もいて誰一人として感情移入や応援したいという気になれなかったのは問題。
やさぐれ不良だから粗暴な金髪アロハ、ギャルだから金髪で頭の弱い女子高生、病気持ちの推理オタクだからメガネで物事に注視しがちで口元に手をやる癖がetc...
見せ方がステレオ的というか上司が若い世代の流行りに乗っかろうとした結果寒がられるそれと似ている。
隠蔽のためにあれだけ苦労をかけたアンリが、受け取ったマスクと帽子を玄関前の植木に適当に投げ捨てるか?といったような人物の行動に理解が及ばないというか"キャラクターを無視した話を進めるためだけに用意された行動"らしき部分もちょいちょい見受けられてしまい、それも全体の予定調和感を助長させている気がした。
そもそも論だが12人の中で決められてもない"13人目がいてはいけないルール"が適用されており、そのために必要のない隠蔽工作、シンジロウのためだけに用意された必要のない隠蔽工作を解き明かす推理パートがはじまり、それに対する周囲の熱演もあいまって観ている側は完全に置いてけぼり状態。
テーマもキャラクター性も面白いのにとても勿体ない。
その辺りの補填も含めて原作には興味をそそられた。
ここまで酷評しておきながら2.5点をつけたのは俳優陣の演技と時折方言になるミツエがとても面白かったから…という俳優贔屓。
実際俳優陣は何も被が無く脚本と演出が問題。
ほぼワンシチュエーションで、各キャラクターも個性的なので映画よりも舞台映えする作品な気がする。
観劇して映画映えするだろうなあと思ったことはあるがその逆ははじめて。
ここだけの話、PTを使って観て良かった…。
なるほど。これ、舞台化の方が良かったのでは…
10代〜20代前半向けの映画です。多感な感じ。
客層もほぼそんな感じでした。
「死にたい」という理由にもどこか幼さがあり、しかしそこが妙にリアルです。
あとは役者さんの顔が綺麗すぎて、とても死にたいようには見えなかった。。
が、ラストを観れば納得でした。今の時代、本当に死んでしまったら映画化なんて出来ません。賛否両論ありますが私は好きです。
命とは。。。。
小学生5年と中学生1年、2年生と見てきましたがレイトショーだったせいか大人も多くて結構混んでました。
12人、いや13人の子供たちが色々な家庭環境や生活の悩みがあって、死にたいと思ってますが死ぬのは簡単かもしれないですが、生きるのも大変だと思いました。
でも子供には必ず、恵まれた環境にいれば死にたいと思うはずはないと思うので、子供と見て良かったと思いました。
次から次へとハラハラドキドキして目が離せませんでした。
杉咲花ちゃんが怖かったのが印象的で、エンディングは事件をまとめて流してくれてわかりやすかったです☆
いやぁつまらん
キャストだけが豪華なクソ映画。テーマが軽薄なんだからミステリー要素こそ重要なのに、どんでん返し的要素が乏しく、2時間映画にしてはストーリーが短い。
こんなつまらん作品によくぞここまで若手有望キャストばかりをあつめたものだ。
命の選択を見せつけて
十二人プラスワン、推しメンを見つけるとまあまあ楽しく観られる。
「死にたい」が共通点の彼らが繰り広げる疑心暗鬼の密室人間劇。
まず実行するか否かを話し合いで決めるところが面白い。
現在の生に懲りてこれから皆で命を終わらそうとしている場に至ってまで更に人間と人間のやりとりがあるのかと。
いささか緊張感のなさげな十二人だけど、案外そんなものなのかな。
集団自殺するために集まっているのに死体が先に置いてあるからさあ謎解きしましょう、ってどんな思考回路だ。
死体がもたらすデメリットや引っかかる点が弱すぎて。
だったらとっととこの場を離れて普通に一人で死ねば?なんて言うのはご法度か。一人で死ぬのが怖いわけなんだから。
目的のふんわりした謎解きを進めるうちに見えてくるそれぞれの背景や想い。
側からすれば「そんなことで…」と思うものもあるけど、本人にとっては命の見切るほどとても大きいものでその価値を人が侵すことは出来ないなと考えた。
売れっ子女優リョウコの叫びは、橋本環奈本人にも重なるものがありなかなかグッとくる。
セイゴは頭の悪いヤンキーに見えて案外理にかなった行動を取るし、メイコは切迫詰まりすぎて怖い。
タカヒロの吃音が一瞬なくなる時が好き。
高飛車な性格のアンリが、個人の傷や意向には徹底的に寛容で尊重するスタイルなのが面白い。
非現実的な女言葉をゴリゴリに使っても演技が上手い杉咲花はやっぱり凄い。
廃病院中を歩き回り次々現れる不可解なことと新たな犠牲者の現れにはワクワクしたのに、メインとも言えるタネ明かしパートが死ぬほど薄すぎて本当にガッカリ。
シンジロウのその推理力はなんなんだ、いくらなんでも万能すぎでしょう。みんなで手分けして調査した意味あった?
死体の正体もしょうもない。
脳死状態の人間があんなタイミング良く大ゲップするものなのか?植物人間ってゲップ出来るのか?
呼吸や脈の確認なんて見つけた時点でやってくれ。
ユキは地味すぎて逆に怪し気だったし。
最初から白状したって何の支障もない真相。回りくどいにも程がある。
悪意のカケラもない薄味のストーリー、なんかほんとすごくどうでもいいです…
せめてもう一段階何か展開があれば良かったのに、自殺中止でそのままエンドって。
綺麗なまとめ方にそんなにこやかな表情されてもね。
いや良かったんだけども。よかったじゃない、自分の命の行方を自分で決められて。これで良いのだ。
ミツエがリョウコに寄り添う姿が温かくて可愛い。橋本環奈可愛い。
エンドロールの映像には呆気に取られてしまった。
改めて分かりやすくご丁寧に解説されるなんて、観客の理解力が全く信頼されてないんだなと少し悲しくなる。
ここまでやっちゃうくらいなら一人一人の過去の映像やその後の映像のほうが観たかった。
腹立つことが本当に多くてがっかりすることこの上ないけど、話し合いのモダモダやそれぞれのキャラの掘り下げは結構好きなので何だかんだであと3時間くらい長くても観ていられる。
不謹慎な言い方になるけど、自殺する人やしようとしている人に興味があるのでそこをもっと突っ込んでスリリングに展開して欲しかった。
私の推しメンはロリータファッションバンギャのミツエ。話し方がとても好き。
彼女がいたからグダグダ言いつつ楽しく観られたかな。
0番の子がとまんに似てるなあと思ったらとまんだった。
理解できる人は少ないかもしれない
私としてはこの作品は非常に良い作品だと思った。
ほかのレビュアーさんがおっしゃることもよく分かる。
「終わり方がしっくりこない」
「配役が良かっただけ」
「死にたがってた人が結局全員生きたくなるのは不自然だ」
「予告やCMと全然違う」
「ハラハラ要素0」
言われればうんうん確かにって同感するものばかりである。
普通にハラハラする脱出系映画のつもりで観ていればこういう感想が出てくるのは当然だろう。
配役や演技面についてだが、「あれ、この人どんなエピソードで死にたくなったんだっけ?」ということがなく、終わった後でもしっかり思い出すことができるほどそれぞれのキャラにインパクトがあり、非常に良かったのではないかと思う。
死にたい12人が集まり、そこで起きた様々な出来事を通して死ぬ必要はないのだという結論に至る。
一般人には到底理解ができないほどの苦しみを抱えた人が12人集まるならまだしも彼らはそうではなかった。
死んだら何もできなくなるが生きていればどうにでもなるということに気づいた12人。
とても人間味が出ており、私には非常にしっくりくる結末であった。
ハラハラドキドキやサスペンスを楽しみたくて観た人はそれは残念になるのは分かるが、人間の心理を見たくて観た私にとっては新感覚で感動を覚えた。
死にたいと思っている人が集まったらどうなるのか?
明らかに新感覚であるしその心理の交差は私を満足させてくれた。
この映画に出会えて良かったと思う。
ありがとう。
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