十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価
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未成年を軽視しすぎ
原作未読なので完全に映画見ただけの感想になってしまいますが。
全体的に設定が変または道理が通っていないことが多々。やっつけ感が否めない。
そのへんは元は小説であったことや現実的なセットや編集の面でしょうがないなって思いました。
ですが、集まった人らの主張は軽い性病から重い大病、傷や疲労感、人望、恨み、なかにははっきりしない人も。
唯一面白いなって思ったのは主催者が周りに意見を流してること。未成年らしく自殺志願者として集団自殺をしてるんだと言わずもがな伝わってきて良かった。
他の人は勝手に一人語りを始めて、最終的にはみんな、舞台制作側が観客に「なんでこの人らはこんな事で悩んで、死のうとしてるんだ。」と思わせようとしてることがなんか直に伝わってきて見てて辛かったです。
また台詞回しも説明口調なものがおおく、現実離れした世界でした。また、人物背景も浅く、勿体なかったなって思いました。なので、社会風刺などとも思えませんでした。
予告が壮大なだけあって期待を裏切られた気分でした。
橋本環奈の扱いもなんだか適当な気がしました…
杉咲花と真剣佑の演技はさすがでした…👏
生と死。
死にたい理由はさまざまであれ、集団安楽死をするために集まった12人の死にたい子どもたち。
予告編の煽り方からして、レオナルドダヴィンチが描いた最後の晩餐のような作品かと思ったが、思ったよりもサスペンス要素が強かった。予告編とのギャップがかなり大きかった。
杉咲花の「死を決断することは、生まれて来なければ良かったという世の中への抗議よ!」(ニュアンス)という台詞は妙にリアルだった。自殺願望者の切なる考えのようなものを感じてならなかった。
生きることも、死ぬことも、自分の選択。
ただ、『生きてて欲しい』という感情がこんなにも強く、人に訴えかける。
題名とは裏腹に、なぜか生きなければならないという使命感さえ湧いてくる不思議な作品だった。
シンプルだけど嫌いじゃない
生まれてくるべきではなかった人間
未体験リアルタイム型密室ゲーム、というキャッチコピーで、予想外の展開を期待して観に行ってしまい、色々がっかりした感じ。
推理は想像の範囲内を超えないもので、個々人の自死動機もそこまで鮮烈なものではなかった。落し物など伏線の敷き方がとてもわかりやすく、エンディングも想像より単純なものだった。
しかし、この作品自体が悪かったという感想ではなくて、そもそも人間の生、自殺について問題提起を投げかける物語として観ていればそこまでの不満は感じなかったかもしへない。宣伝に惑わされて、宣伝のままを期待してしまったため起きた不満であると思う。
それぞれのキャラクターがそれぞれ明確で、特に杉咲花さんの演技が良かったと思う。
原作ありきの映画。ですね。
私みたいな子供を産まないために。
子孫を残さない方がいい。
激しく「12人の死にたい子供たち」には賛成だが。
映画はちゃんと内容を掘り下げてなかったし。終わりも原作では、重たかった部分を緩和している。
内容が重いからこその作品なのに、軽くして、皆に作品が届くのかが見てて不安だった。
本当は原作ではもっと感情や、悩みや苦悩なのが書かれているのに。
省きすぎて軽くなってしまっている気がする。
ただ、映画として仕上げるためにはこうするしかないのかなとは思う。
最後のエンドロールの時間ごとに場面。表すのは原作読んでる方(自分も含めて)でも分かりやすく、これはありがたいなと思いました。
原作を知らない人からしたらわからないことが多すぎたと思います。なので一人一人の悩みが軽いなどと言われてしまいますが。
原作を知ってる自分からしたら四時間は必要な内容です。これをこうまで綺麗にまとめたのならそれは、凄いなと思います。
映画だけで見るのなら星2,5。
原作知ってたら星3,5
くらいでしょうか。
ただ、この作品じたい。映画にするのは難しいと思いましたので自分としては元病院の見取り図が分かりやすくなっていてとても楽しく拝見させて貰いました。
ということで、原作と映画。両方含めて満点です笑
若者を中心にヒットしているらしいけど、
賛否両論
楽しめました
意外に面白い
舞台の会話劇みたいな映画である。インターネットの時代ならではの設定で、星新一のショートショートみたいだ。安楽死を望む12人の登場人物のそれぞれにこの場所に来るまでの背景があり、しかしそれが説明的になりすぎず、話が進むにつれて徐々に明らかになる。よく工夫されていると思う。
新田真剣佑が非常に重要な役割を果たす。狂言回しと言ってもいい。役からすると少し体格がゴツすぎるきらいはあるが、そこを補う演技力がある。その他の出演者もそれなりに上手に演技していたと思う。特に北村匠海はうまい。「君の膵臓をたべたい」でも光る演技をしていたが、この作品でも登場人物の中でも特に忙しいノブオを自然な感じで表現していた。黒島結菜がどうしても嵐の二宮和也に見えて仕方がなかったのは当方だけか。
死を自分で選ぶことについて、俗なパラダイムに縛られずに自由に考える場を提供するという設定は画期的だ。実験的な作品だから日常生活からかけ離れているかと思ったが、登場人物それぞれの物語は割と身近な題材ばかりで、子どもたちが自分たちの状況を冷静に受け止めているのがリアルである。自分が世界の中心にいないことをよくわかっているのだ。演出の力と役者陣の演技力で、意外に面白い作品に仕上がったと思う。観ていて楽しかった。
予想外⁉️
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