十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価
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生と死。
死にたい理由はさまざまであれ、集団安楽死をするために集まった12人の死にたい子どもたち。
予告編の煽り方からして、レオナルドダヴィンチが描いた最後の晩餐のような作品かと思ったが、思ったよりもサスペンス要素が強かった。予告編とのギャップがかなり大きかった。
杉咲花の「死を決断することは、生まれて来なければ良かったという世の中への抗議よ!」(ニュアンス)という台詞は妙にリアルだった。自殺願望者の切なる考えのようなものを感じてならなかった。
生きることも、死ぬことも、自分の選択。
ただ、『生きてて欲しい』という感情がこんなにも強く、人に訴えかける。
題名とは裏腹に、なぜか生きなければならないという使命感さえ湧いてくる不思議な作品だった。
シンプルだけど嫌いじゃない
前情報など無しで、なんとなく観に行った映画です。
出演者を3人しか知らなかったので、先入観なしに観れました。
話の内容はとても簡単に作られているので、子供でも理解し易く観終わった後に疑問に残る感じがしないと感じます。
あとは時系列での説明がエンドロールにあるのですが、早いのでそこはゆっくり観たいと感じました。
決してサスペンス映画ではありません、安心して観れる普通の映画ですね
生まれてくるべきではなかった人間
未体験リアルタイム型密室ゲーム、というキャッチコピーで、予想外の展開を期待して観に行ってしまい、色々がっかりした感じ。
推理は想像の範囲内を超えないもので、個々人の自死動機もそこまで鮮烈なものではなかった。落し物など伏線の敷き方がとてもわかりやすく、エンディングも想像より単純なものだった。
しかし、この作品自体が悪かったという感想ではなくて、そもそも人間の生、自殺について問題提起を投げかける物語として観ていればそこまでの不満は感じなかったかもしへない。宣伝に惑わされて、宣伝のままを期待してしまったため起きた不満であると思う。
それぞれのキャラクターがそれぞれ明確で、特に杉咲花さんの演技が良かったと思う。
原作ありきの映画。ですね。
私みたいな子供を産まないために。
子孫を残さない方がいい。
激しく「12人の死にたい子供たち」には賛成だが。
映画はちゃんと内容を掘り下げてなかったし。終わりも原作では、重たかった部分を緩和している。
内容が重いからこその作品なのに、軽くして、皆に作品が届くのかが見てて不安だった。
本当は原作ではもっと感情や、悩みや苦悩なのが書かれているのに。
省きすぎて軽くなってしまっている気がする。
ただ、映画として仕上げるためにはこうするしかないのかなとは思う。
最後のエンドロールの時間ごとに場面。表すのは原作読んでる方(自分も含めて)でも分かりやすく、これはありがたいなと思いました。
原作を知らない人からしたらわからないことが多すぎたと思います。なので一人一人の悩みが軽いなどと言われてしまいますが。
原作を知ってる自分からしたら四時間は必要な内容です。これをこうまで綺麗にまとめたのならそれは、凄いなと思います。
映画だけで見るのなら星2,5。
原作知ってたら星3,5
くらいでしょうか。
ただ、この作品じたい。映画にするのは難しいと思いましたので自分としては元病院の見取り図が分かりやすくなっていてとても楽しく拝見させて貰いました。
ということで、原作と映画。両方含めて満点です笑
若者を中心にヒットしているらしいけど、
この作品を観る人たちの中で「十二人の怒れる男」の偉大なる脚本を知っている人をどれほどいるのだろうか。正直、脚本がイマイチだったかな。杉咲花の力技はさすがの一言だったけど。橋本環奈である必要性はあったのだろうか。
賛否両論
俯瞰的に見れば感動する映画だと思った。
しかし、浅い。また、とても浅いが普通に面白い映画だとも思った。
そして予告の仕方が悪いと思う。
肉まんを食べたと思ったら、あんまんを食べたような感じ。
だから、見方により評価に差がある。
しかし、浅い。ほんとに浅い
楽しめました
いろいろな事情で集まった死にたい未成年。安楽死するためには、殺されていた13人目の犯人を見つけてからではないといけない状態に陥ってしまう。子どもたちが自分達のことを見つめ直すことにもなるもがかない物語が始まります。
意外に面白い
舞台の会話劇みたいな映画である。インターネットの時代ならではの設定で、星新一のショートショートみたいだ。安楽死を望む12人の登場人物のそれぞれにこの場所に来るまでの背景があり、しかしそれが説明的になりすぎず、話が進むにつれて徐々に明らかになる。よく工夫されていると思う。
新田真剣佑が非常に重要な役割を果たす。狂言回しと言ってもいい。役からすると少し体格がゴツすぎるきらいはあるが、そこを補う演技力がある。その他の出演者もそれなりに上手に演技していたと思う。特に北村匠海はうまい。「君の膵臓をたべたい」でも光る演技をしていたが、この作品でも登場人物の中でも特に忙しいノブオを自然な感じで表現していた。黒島結菜がどうしても嵐の二宮和也に見えて仕方がなかったのは当方だけか。
死を自分で選ぶことについて、俗なパラダイムに縛られずに自由に考える場を提供するという設定は画期的だ。実験的な作品だから日常生活からかけ離れているかと思ったが、登場人物それぞれの物語は割と身近な題材ばかりで、子どもたちが自分たちの状況を冷静に受け止めているのがリアルである。自分が世界の中心にいないことをよくわかっているのだ。演出の力と役者陣の演技力で、意外に面白い作品に仕上がったと思う。観ていて楽しかった。
予想外⁉️
小学生の子供と観に行きました。予告編とは違い、結末は、アーなるほどね。と感じました。もっと、激しいシーンがあるかと思ってたので…。でも、見入ってました。杉咲花が激しく言葉を言うシーンを子供に、「あの人言い方怖いね。」と言ったところ、「でも、本当は優しいんだよ」と。ちゃんと感じてたんだなーと思いました。
もうちょっと描写が欲しい。
12人それぞれの物語がもう少しないと話が繋がらない。特に女性陣は、最後にどういう理由で手を挙げるのかな、と思うよね普通。
あと、呼吸が止まって脈が無ければ死んでるよね普通。
2回は確認されてるのに何故復活?そこも何が何だか。
あと、推理する彼が一番体格良くて病気に見えなかったんだが。ヤンキーの彼より絶対喧嘩強そう。
ついでにいうと、階段落ちた彼のけがが不自然すぎる。相当な擦り傷なんだが何故?一晩で相当治ってるし。
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