ザ・ミストのレビュー・感想・評価
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説得力皆無のクソ映画
出だしはいいんだわ。謎の霧に包まれて、これからどうなる……というね。
でもそこからが滅茶苦茶。なんの展開もなくぐだぐだするだけ。
設定も適当の極地。バイクが走れる>つまり酸素はあり、人が死ぬのは酸欠窒息でなく霧中の毒物のためとわかる。なのになぜか犬は死なず、元気で走り回ってる。ただ単に犬に襲わせたかっただけ。「まあいいやその辺の整合性は」ってぶん投げたクソ脚本。
脚本・演出も酷い。この設定だったらもっと色々ネタ作れただろという無能の極地。
オチ自体は面白いんだわ。でもこのオチはショートショートで使うなら輝くネタで、90分も観る映画の最後がこれでは観客総立ちでブーイングもの。
カメラワークとかは割といいのに、脚本が全てを台無しにした失敗作ってとこ。観てはならぬwww
スティーヴン・キングは関係なし
地震と共にやって来た正体不明の霧。霧と言っても茶色っぽい砂嵐の様な物で、「ミスト」のそれとは少し違う恐怖感がある。街にやって来るシーンは中々の迫力だが、来てしまってからは静かなものであり、街全体を覆うそれに翻弄される人々を中心とした物語となっていた。
「007」のボンドガール、オルガ・キュリレンコが、娘を救うべく奮闘する夫婦の一役を担っている。夫婦の娘は外気に触れると死んでしまうという呼吸器系の疾患を患っており、巨大な人口ポッドの中で生活をしているのである。このポッドが何かの役に立つだろうとは予想していたが、まさかのオチには感無量だった。
霧の正体は分からず、複数発生する二次災害が渦巻く混沌とした世界となり、非常時の人々がいかに凶暴な存在になるのかを丁寧に描いている。ストーリー自体に大きな魅力は無いが、不気味な展開と皮肉とも取れるラストシーンはかなり好みである。大作で外れを引いた際にはいい口直しになるだろう。
長年の期待がはずれた
砂嵐かと思った。
マンション2階にある住居に巨大なカプセル。2週間かかったとは言ってたが、どうやって入れたのか?とずっと考えてしまった。そのカプセル内ではサラがテレビ電話で病気仲間たちと話している。ちょっと近未来な設定。パリの街中が濃霧に覆われ、ほぼ5階部分までは人類が死に絶えたようなディザスター。
マチューとアナはサラのために、医療器会社でレンタルしてる防護服を取りに行こうと軍隊からもらった酸素ボンベで街を進む。普通の人なら高台に逃げるまでのストーリーだが、娘の生命維持のために苦労するサバイバルサスペンスでもあるのだ。
犬が何匹かは平気だったみたいだし、カプセルという設定自体にオチがありそうな雰囲気ぷんぷん。階下の呼吸器着けた爺さんの酸素ボンベを奪ったりとか、警官を一人殺してしまったという罪悪感を感じる間もなく、ようやくサラのもとに辿り着くマチュー。妻アナは死んでしまい、最上階の老人も覚悟ができたようだった。と、意外な結末。免疫なんちゃらの病気は濃霧に耐性のある病気だったりするのだが、最後にはサラの入ってたカプセルに入れられて助かるマチュー。皮肉なもんだと、笑えないところがブラック。
ちょっとひどいかな?
これは霧か?
地震により地下から吹き出した霧にパリの街が飲み込まれ一度は避難したが、自己免疫疾患により自宅に設置したクリーンルーム内でクラス娘を救う為に奔走する夫婦の話。
成分は不明だが吸い込むと死に至る霧がアパートの3~4階までは覆われた状態。
酸素がどうとかボンベがどうとか、バッテリーがどうとか防護服がどうとか、色々それっぽい話が出てくるけれど、行動も選択肢もバカなのか?と思う程で設定も含めてツッコミだしたらキリがない。
笑わせたかった訳ではないとは思うけど、父親の見事なダイブには思わず声を出して笑ってしまった。(他の鑑賞者様ごめんなさい)
一応ディザスタームービーになるのかわからないけど、こういう話は好きだし、「これがやりたかった」がみえみえなラストも嫌いじゃないけれど、
そこに繋がる流れが唐突だし都合が良いにも程がある。
もうちょい練って欲しかったな。
謎のミスト
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