「お別れの長さ」長いお別れ ゆーささんの映画レビュー(感想・評価)
お別れの長さ
監督に詳しくないので、後から「湯を沸かすほどの熱い愛」と同じ方と知って、すごくこの監督の作品は好きだなと感じました。
竹内結子さんが亡くなって1年後くらいに鑑賞したので、彼女がお別れの暇もなく逝ってしまったことが、なんとも皮肉的だと感じた。お別れに必要な長さはどのくらいなのか。お別れに必要な時間はきっと去るものと残されるもので違う。よくペットとかでも自分が帰るまで頑張ってくれた、というようなことがあるが、認知症を患った時間でさえ、去るものが残るものを想って残した愛ある時間に思えた作品。
実際には介護とかって本当に大変だと思うけれど、そうだからこそ少しでもそれを受け入れやすい考え方として、こういうのはありなんじゃないかと感じた。
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