「これも一例。」長いお別れ 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)
これも一例。
人生晩年で避けて通れない介護。
家族の分だけその接し方、対応方法はあると思う。
こんな家族の在り方を見てみた的な映画。
校長先生まで勤めて定年したお父さん。
そんなカッチリした仕事をしていた人でも、歳をとり発症してしまった認知症には敵わない。
山崎努さんがホント見事な演技でボケていく。
家父長制の家族のようなこの家。
いちいち母親に呼び出され、風呂はお父さんの後じゃないと入れないとか、今どきそんな家えるか??とツッコみたくなるが、そんな家族もまだあるとして見よう。
自宅介護か、施設介護か。
そんな事を考える機会になる。
ここまで出来るか?と聞かれても答えは出せない。
この物語として、この家族はこれでいいのだろう、
是非近未来に直面するこの社会問題。
一例として温かく鑑賞してみましょう。
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