「原作≠監督だからなのか」長いお別れ クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
原作≠監督だからなのか
「湯を沸かす〜」以来、中野監督の新作を待ち望み、上映当時もちょっと気になっていた作品。
このテーマ、「ぼくたちの家族」でもあったが、「ぼくたち〜」は母の異常事態に慌てる男家族が微笑ましい感じだったが、今回はとてもリアル😅故にあまり笑えない💦
山崎努の認知症はホントに演技かと思わずにはいられない。それに尽くす健気な松原智恵子、蒼井優、竹内結子の憂いはやだ見。
ただそこがリアル過ぎて笑えない。
なんだか、原作に忠実に😅という気持ちが強すぎるのか、ドラマがない、演出が単調。
認知症の演技は難しいと思うが、山崎があんなに無口になっちゃうと怖い。
松原の手術後のうつ伏せ、顔伏せは、彼女の健気さも相俟ってピッタリながら笑いを含ませる演出で良かったが、そこでも山崎は何も喋らないので、ちょっと怠慢すら覚える🤔
認知症、ちょっと詳しいので言わせてもらうと、割と同じ事を何回も言ったりやったりする方が多いので、そーゆーのでもう少しユーモア入れてもらえると気楽に観られたかな😅
グレシャムさんも言ってましたが、ベッド上で身体をズラす件、観ながら「ギャッチ(上半身)起こせば良いのに😳」とツッコミながら観てました。
結局、おじいちゃんと孫の話だけに終始した方が良かった気もする。
次回は中野監督原作で観たいです。
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