「こころ が寄り集まったテリーヌみたいな映画」長いお別れ sayukiさんの映画レビュー(感想・評価)
こころ が寄り集まったテリーヌみたいな映画
長いお別れ
残されたもののそれぞれがそれぞれに頑張る。生きる。これって生きていく中での「普通」のこと描いてるんだろうね。
認知症という重い題材だが、まわりの人間の「こころ」が寄り集まったテリーヌみたいな映画だった。
ニヤっとする演出というか。ほっこりするというか。家族を描いた継承の話。そう、人間はいつか必ず終わりが来る。お別れは生まれたときから始まっている。だから、いま を大事にする。
そう教えてくれる映画だった。
孫の男の子の存在が妙に良かった❤️
ラストは賛否両論あるみたいですが、私はあのラスト良かった。
分量を的確に測って作るケーキみたいな映画。だからなのか、NHKのドラマっぽかった
夏目漱石の こころ
が読みたくなります
コメントする