チア男子!!のレビュー・感想・評価
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とても最高な作品です!
スタッフの皆様出演者の皆様こんな良い作品を作ってくださりありがとうございます😆
私自身小さい頃から柔道をやっていて最初のハルの心境からモロ私と同じだと思いました。
私もずっと兄が柔道をやっていて強くなれる頑張れと声をかけられていました。
ただ、女子が男子の中に混ざって練習する過酷さを知っているからこそ、ハルのお姉ちゃんがハルに続けてほしいという気持ちもわかりました。
ただ、ハルがカズに声をかけられチアをやっていく姿を見て、私も当時声をかけてくれた友達を思い出しました。
各々7人のいろんな心境がとてもよく描かれていて
カズのおばあちゃんへの気持ち、
ハルの柔道一家に生まれての心境、
イチロウの弱さを見せたくないところ、
ゲンのイチロウに頼ってほしいそしてイチロウに追いつきたい気持ち、
トンちゃんの運動ができないけど憧れる気持ち、
ミゾの4年生でやっと楽しいことを見つけられた気持ち、
ショウの過去にけがを負わせてしまった不安など
すべてがあの映画1本に詰まっていて
私も運動をやってきた身としてほとんど通ってきた道でした。
そのいろいろな描写がぎゅっっっとあの映画に詰まっていたので
とても見応えがある映画でした。
次は小説とDVDをみてからもう1回みにいきたいとおもいます✊
3ヶ月の練習を経てと言っていましたが3ヶ月であれだけのパフォーマンスを出来たのがとても凄いと思います!
影での努力がとても目で見て伝わりました!
今後も俳優としての翔吾くんのご活躍を応援しております。✊
「走れ!T校」のチア版にして、ウォーターボーイズ企画
柔道一家に生まれた晴希は、試合で肩を負傷。このまま柔道を続けるか悩んでいたところへ、親友の一馬が男子チアリーディング部の創設を提案してくる。
タイトルが、広瀬すず主演の「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」(2017)に似ているけれど、直木賞作家・朝井リョウの同名小説(2010)が原作。
朝井リョウ原作の映画化は、第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した「桐島、部活やめるってよ」(2012)や、「何者」(2016)に続く3作目になる。
原作は、朝井氏出身の早稲田大学男子チアリーディングチーム"SHOCKERS"(ショッカーズ)に着想を得ている。
また朝井氏の「チア男子!!」が漫画化・アニメ化された後に、映画の「チア☆ダン」は発表されているので、むしろタイトルのパクリは「チア☆ダン」のほうかも。
もっとも「チア☆ダン」は"チアダンス"。
本作は"チアリーディング"という競技の違いがある。
これは意外と大事。"チアダンス"は、"チアリーディング"の踊り部分を抜き出したもの。一般的にはあまり知られていない。
それはさておき。主演に、横浜流星をはじめ、若手俳優をキャスティングする話題作りのは、男子シンクロを描いた「ウォーターボーイズ」(2001)を彷彿とさせる。少なからず、そういった下ごごろは否定できないだろうし、それを目当てに観客が寄ってくる作品。
朝井リョウ的な描写力で若い登場人物の個々の悩みや人間関係が浮き彫りにされているのだが、どうしても典型的なスポーツドラマの域は出ていない。
一言でいえば、「走れ!T校バスケット部」(2018)のチアリーディング版みたい。
こればかりは類似品が多いので仕方ないが、ならば映画化する意味は、アイドル性だけになってしまう。
もちろん部活を通して、人間成長していく青春ストーリーは爽やかである。観て、なんら不満はないが、いろいろと惜しい企画。
(2019/5/11/109シネマズ大阪エキスポシティ/シネスコ)
勇気を貰った☆
初めてのことに取り組む時、それをやるには勇気が必要だと思える映画です。
1から初めて、どこまで頑張れるか、誰の為に頑張るのか、仲間を信頼することの大切さや、
挫折してもまた頑張れる気持ちの強さ、
俳優陣が身を削って取り組んだ作品だと思います。何かを始めようとしている人、誰かに背中を押して欲しい人、勇気を貰いたい人にぜひ観て欲しい映画です☆
とにかく前半が入り込めない。
高レビューだったので観てみましたが、自分には合いませんでした。
男子たちが「チア」というジャンルに引き込まれ、おそらく周りからは変わった目で見られると思われることを、なぜあえてやろうと思ったのか。そこがなかなか見えてこなくて(後半徐々に明かされていくけど、遅く感じた)、前半ずっとモヤモヤしてました。動機の説明をあえて省くなら、その動機を感じさせる行動や切実さを言い出しっぺの少年から感じたかったのですが、残念ながら感じられませんでした。。。
クライマックスの演技シーンはライブ感あって良かったです。
笑顔が力をくれる映画
清々しい王道青春映画でした。
涙あり笑顔ありの今作、面白くてクスっとしてしまう場面もあるのですが、彼らの笑顔につられて笑ってしまう、彼らの若い真っ直ぐさに頬が緩んでしまう、という感じでこちらも笑顔になります。
まず印象的だったのは一馬役の中尾暢樹さんの笑顔。
『一礼してキス』の時は、感情を表に出さない役で、その無表情さが印象的でした。
今回は打って変わって溢れんばかりの輝く笑顔。
応援する彼をこちらも応援したくなってきます。
そしてもう一人、唐田えりかさんの笑顔も印象的でした。
彼女が演じたさくら、おそらく登場人物の中で一番人間的に強い。
笑顔が素敵な女優の唐田さんですが、今回は笑顔の中にさくらの持つ強さを感じさせてくれました。
そして、そのさくらの強さが翔を再びチアに向き合わせます。
それで良かったのがラストの翔たちのステージの時、さくらも彼らの演技から力を貰うんです。
力を与え、力を貰う。チアの原点とも言うべき素敵な関係をこの映画はたっぷり見せてくれます。
総一郎と弦の関係も素敵だと思ったし、もちろん晴希と一馬も。
晴希と一馬、自転車の二人乗りのシーンも印象的でした。
序盤の二人乗りの場面で青春映画らしいシーンだと思ったのですが、後半もう一回同じ所を二人乗りするシーンが有るんです。
そして、この時は漕ぐ人が逆になってるんです。
時には力を与え、時には力を貰い前に進む事を抽象的に示していたんだと思うんです。好きなシーンです。
力を与え貰う関係の彼らが集まって出来たチーム、ブレイカーズのステージでの真剣な表情、そして輝く笑顔、どちらも素晴らしかったです。
真っ直ぐな素晴らしい青春映画だと思いました。
最後にこの映画を観終わった時、もう一つの感想として、単純にチアリーディングって凄いなってのも有りました。
映画の制作陣がチアリーディングという競技にリスペクトを持っていたからこそ、観ていた私がそう感じたんだと思うんです。
今後、男女問わずチアリーディングを見る機会があったら、きっと真剣に見てしまうと思います。
試写会にて視聴
試写会にて鑑賞しました。
個性豊かなブレイカーズの面々とそれを支えるバックグラウンド。開始してすぐに画面の中に吸い込まれるようなワンカット。ふと気が付くともう1人のブレイカーズの一員のように物語の中に沈み込み一緒に掛け声を発してしまいそうになったところで我に返ることが何回かあった。そのくらい世界に引き込まれる作品だった。終盤に近づくにつれて館内には鼻水をすする音が響いていた。学園祭でのチアはストーリーラストの山場という面での感動もあるが同時にこれを演じた俳優陣の現実での頑張りの頂点のシーンでもあった。演技ではない本当の達成感を垣間見れた気がした。チア男子は観た人にいろんなチカラを分けてくれる作品でした。様々な世代に良い意味で壊す事の素晴らしさや勇気を与えてくれるだろう。ゴー!ブレイカーズ!!
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