「電通映画が面白くて悔しいデス!」一度死んでみた たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
電通映画が面白くて悔しいデス!
シネコン復活2本目に観たのがこれ。コロナ感染が拡大する3月末のタイミングで公開されたこの映画はまさに2ヶ月間「一度死んで」からの復活上映であり、父と娘の「家庭内ソーシャルディスタンス」やら郷ひろみの「ディナーショー中止」等、妙に現時世にマッチしていて、両隣3席づつ空いたキャパ1/4 シネコンで今観るのに恰好の作品デス(コロナ禍を含めて電通の仕掛けかい?と勘ぐってしまうくらいに)。ずばりかなり最高に面白かったデス!もちろんお目当ての広瀬すずは期待通りにはっちゃけていてでもやりすぎず‥オープニングでのライブアクトの「物足りなさ」はクライマックスのミサでしっかり回収するという計算高さで全編を通して「伏線&回収」の連続でこれだからCM作家が作る映画はなぁ〜と毒づいてみたくもなるそんくらい完璧に構築されたコメディ映画なのだ。想えば大林宣彦もCM出身ではあったが浜崎慎治の演出というより明らかに澤本嘉光の脚本の力デス!
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