一度死んでみたのレビュー・感想・評価
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近年続く松竹×気鋭のCMディレクターの意欲作
松竹のチャレンジ枠とでも言おうか、気鋭のCMディレクターを監督として抜てきして製作した作品のひとつ。基本的にはコメディだし、荒唐無稽なツッコミどころに細々と茶々を入れるのは野暮ってもの。
広瀬すず、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、松田翔太、柄本時生、西野七瀬、さらに佐藤健、池田エライザ、志尊淳、古田新太、妻夫木聡ら凄い面々が短い出番ながら嬉々とした演技を披露している。
今作を観直して改めて感じたのは、リリー・フランキーというのは実に美味しいところを持って行くなあということだろうか。
1時間03分付近でスイッチが入る
コメディとうたっているが一度も笑えなかった。フジテレビのノリが合わないのかなあ。個人的には駄作だと思う。名優といわれる方々もたくさん出演しているが無駄遣いだと思った。
動画配信で映画「一度死んでみた」を見た。
2020年製作/93分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2020年3月20日
薬を飲んで仮死状態になった父親(堤真一)を
火葬から救うべく、デスメタルバンドのボーカルである娘(広瀬すず)が
ゴースト社員である父親の秘書(吉沢亮)と協力して奮闘する姿を描くコメディ。
>公開2週目には週末興行収入ランキングで1位になった。
まじですか?
コメディとうたっているが一度も笑えなかった。
製作協力:電通、LINE
配給:松竹
製作:松竹、フジテレビジョン
フジテレビのノリが合わないのかなあ。
個人的には駄作だと思う。
名優といわれる方々もたくさん出演しているが無駄遣いだと思った。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
映画『一度死んでみた』鑑賞🎬
面白かった
ビビっと来なくてもビビっと来ちゃう
そこまで期待していたわけではないのもあってか、この作品はとても楽しく当たりだった。
コメディとしては爆笑できるほどではないので少々物足りないところもあるにはあるが、想像よりもドラマチックで良かった。
まず伏線回収の量の多さにビビったね。
伏線を張る、回収する、の連続で、もうほとんど伏線張りか回収しかしてないんじゃというほどだった。
ラストの堤真一さん演じる計のピンチに、あと残ってる伏線って何がある?と、ここで必ず何かの伏線回収が来ると期待できちゃう感覚なんて味わったことない。
「ビビっと来た」を他のことと絡めて何度か使ったのも面白い。
ビビっと来たり来なかったり、計の言う静電気であったりそうでなかったりね。
次に、広瀬すずの歌が良かったよね。
七瀬が作中で二回歌う(エンドロールでも歌うけどね)のだが、冒頭の時は「なんか微妙だな」と思った。その直後、魂が入ってないとのことで、納得した。
ラストでもう一度歌う時に、ここで魂入ってなかったら作品が成立しないぞと注目したが、魂入ってた。
歌が上手いとか下手とかではなくて、歌詞のせいかもしれないけど、ちょっと感動的なくらい魂入ってた。
広瀬すずはスゴい女優だと思ってはいたけど、歌に魂抜いたり入れたり妖怪みたいなことまでできちゃうんだね。
あとは、完全なちょい役で有名どころが沢山出てて驚いたね。佐藤健なんか、え!?これだけ?レベルのワンカットだけ。
最後に気に入ったシーンとして、吉沢亮演じるゴーストこと松岡が、口についた生クリームを拭うところをあげたい。
終始ボーッとした感じで、存在感がないと言われるだけのことはある松岡が、このシーンだけ急にイケメン仕草に豹変して、こんなのビビっと来なくてもビビっと来ちゃうこと間違いなし。
いっぺん死んでみる?(地獄少女風)
コメディは演技力で決まる
表情が多彩だからなのか、広瀬すずと堤真一の二人はコメディ適正がすごい。この二人が主演のコメディ映画というだけで一定のクオリティは担保されている。宇宙服とかさりげなく置いてあったけどうまく伏線回収できている。それぞれの登場人物の特徴がきっちりストーリーと絡んでいるので心地良い。清掃員の決めポーズとかいちいち演出うまいよなと思わされる。
父親を生き返すという目標設定もわかりやすく初めのほうで提示されるので視聴しやすい。広瀬すずの最後のインタビューを受けるときのすべてを悟って吹っ切れた清々しい透明感のある顔と声が物語を締めくくるのにも良かった。
65点
映画評価:65点
コメディ系映画では、
ほぼほぼ近年で最高点数。
初めてデトロイト・メタル・シティを観た時と
似た衝撃を受けました!
更にギャグ映画には必要ないのに
無駄に伏線が散りばめられています。
そして、ちゃんと回収されます。
そこがまた気持ちが良い!
他にも感心した所は、
令和という時代にちゃんと配慮がある所(笑)
フェミニストが徘徊する昨今で、
炎上しないギリギリを攻めてるのも良いです。
その結果、死ねのマークが人差し指を立てるという主人公がミスっている設定。
時代に文句を言うのは簡単だけど、
しっかり乗りこなそうとしている姿勢が素晴らしかったです。
役者に関して言うと、
ちょい役なのに大物を出しまくってたり、
堤真一(イケオジ)を臭がったり、
吉沢亮(目立ち王子)が影薄い役だったり、
この勿体ない作り方が、
むしろ観心地悪い!
この内容なら、殆ど無名な方々でも
結構面白かったと思う。
だって、バンドメンバーほぼ知らないもの。
それでも楽しかったですもの。
どの作品見ても、
猪突猛進でキレ芸役が定着してきた広瀬すずさんも、良い感じでした。
面白かったです。
この監督さんの今後にも期待します。
【2025.6.17観賞】
細かいところは良い
最高のハートフルコメディ!
めちゃくちゃ面白かったーーーDEATH!
音楽に関しては正直あまり期待してなかったのDEATH。私自身デスメタルが大好きだし、歌ってるのが広瀬すずか…と。まぁ、コメディ面で笑えればいいかな、と。そしたらまぁなかなかエグいサウンドで(笑)ブラストビートかましてくるあたり本気度が伺えました。ギターリフは80年代スラッシュ・メタルっぽさがあるかな?SLAYER、Kreatorあたり。歌も頑張ってました。さすがにデスボは無しですが、初期ベビメタっぽさがあります。で、このメタル誰が作ったん?と思ったらエンドロールでビックリ。ヒャダイン!凄いな!引き出し多すぎ…。
散々音楽の話をしましたが、脚本も素晴らしいDEATH!伏線回収しまくりの後半は爆笑もの。前半の小ネタが非常に効果的になっていて、笑いだけでなく感動もさせられました。名言もたくさん。ジーンと胸に響きます。
キャストの豪華さが異常DEATH。大物俳優、売れっ子俳優等をどうでもいいようなシーンで使いまくってます。エンドロールで答え合わせするのも楽しいかも。
タイトルの時点でもう面白いのですが、その「一度死んでみた」という面白い設定をフルに活かした最高の作品DEATH!
完璧に仕上げられたプロットに驚愕
全てが伏線。
純文学でない限り、物語の構成において伏線はマストだが、この作品はすべてが伏線でできている。
母の死によって父を完全に嫌いになった娘が、父の会社の陰謀に巻き込まれながら本当の父のことを知ることで腐っていた自分自身を再発見し、再生する物語。
敵役は誰もが簡単にわかる体にして、父が生き返る時間まで必死になって取り繕う姿をドタバタコメディで描いている。
「本当は何がしたいの?」
吉沢亮くん演じるゴーストくんのセリフは、実に多くの人が抱えてしまっている真実を暴いているように感じた。
星の王子様のようなセリフ「本当に大切なことは目には見えない」など普遍的な要素がテーマとして明確に表現されている。
タイトルには不思議なニュアンスがあり、二度見してその意味を考えようとしてしまう技がある。
このタイトルと七瀬の歌、そしてそれが父の会社の若返り製薬の開発過程で偶然できた「2日間だけ死ぬ薬」というものを、一本の串で貫いたかのように作品の中心となっている。
何の前情報もなく観てしまったが、伏線が一つずつ回収し始めてからは物語に吸い込まれてしまった。
しかし、
たった一つのシーンに主役級の俳優たちを使い捨てるような配置はいいのか悪いのか?
郷ひろみさんの講演が中止になって、そのポスターを利用して「野畑計葬儀会場」。
さらに、小澤征爾さんと野口聡一さんの登場にはすごいを通り越してあきれるほどだ。
この作品は誰を対象にしたものだろう?
家族の絆をテーマにしているので幅広い年齢層であるのは間違いないが、このやりすぎ感を感じてしまうのは対象年齢ギリギリなのかなとも感じた。同時に、一度死んでみなければわからないのは、見えているものしか見ていない証拠かもしれないとも感じた。
そういった感じ方ができれば、豪華俳優陣をまき散らしてもそれ以上にこの「テーマ」の比重が重いのかもしれない。
「お前ら、見えているものしか見てなくね?」そんな声が聞こえてくようだ。
素晴らしい作品だった。
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