「意外に面白かった話」一度死んでみた 今田美桜好きさんの映画レビュー(感想・評価)
意外に面白かった話
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予告ではちょっと評価の低くなってしまう映画かと思ってましたが、意外にも面白い作品でした。
まず、広瀬すず演じる野畑七瀬の魂ズというグループのライブパフォーマンスと同時に野畑七瀬、野畑計、七瀬の母の思い出の過去回想があります。そこで計の原子オタクの一面をみせて、見ている人に計の人物像をあらわします。その過去回想で見せている描写が後半の火葬場の部分で伏線として、生きてきます。この映画は前半に多くの情報があり、それを後半で伏線回収のように生かしていく映画です。キャラクターの性格、特徴、能力?を無駄なく使っています。中盤あたりで七瀬が嘘をつく時の癖が分かります。だから映画を見終わったあと、このシーンは癖が出ていたのかなと思い出したくなり、もう一度見たいと思いました。個人的に最近、親に批判的な事を思っていた分、なんかこの映画を見て、自分の思っている事を言葉にしようと思いました。見た感じ、これぞ豪華キャストの無駄使いって感じがしました。佐藤健、西野七瀬、しそんじゅん、竹中直人、城田優などの俳優がほんの短い場面で使われていました。最後のキスシーンはいらなかったと思います。最後にこれは本当にたくさんの伏線をはって、後半に見事に残さず、回収する個人的に好きな映画でした。キャストも最高です。日本アカデミー賞にかすってもいいぐらいの出来でした!涙あり、笑いありの今の世代に刺さる映画でした!面白かった!最高!
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