「おかえりなさい」男はつらいよ お帰り 寅さん 靴さんの映画レビュー(感想・評価)
おかえりなさい
ほんとうにピッタリな題名だと思った。
そしてびっくりしたのが成績がモノを言うこの世の中で、人に全く媚びない作品を作り上げたということ。
長年観てきた人だからこそわかる作品の良さで、監督も自分の好きなように映画を撮ったのではないかと思った。
あくまで素人目なので、そんなことはないかもしれないが、わかる人にだけこの作品の良さがわかればいいし、寅さんのことを思い出して笑って欲しい。そんな愛情深い作品で涙なしでは観られなかった。
渥美清という1人の男が、この映画をつくらせたのだ。
役者にとってそれはすごいことだと思う。そんな素敵な魅力ある人間になりたいものである。
なんていうのかな
ほら 生まれてきてよかったなーって思うことが何回かあるじゃない そのために人間は生きてるんじゃないか?
そのうちお前にもそーいう時がくるよ
今の歳になってこの言葉の意味を深く実感している。
ありがとう寅さん。ありがとう山田監督。
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