暁に祈れのレビュー・感想・評価
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全く同じ感想持った方が一人だけいた・・
多くの方が高い評価なのだが、それはネタバレならぬよう同じ意見だった方のレビューを注意深く引用すると、『リアルな描写が伝わって着過ぎて不安、タイ語に字幕がつかないことでさらにその不安が増幅。ムエタイに打ち込むことで光が見えて来てるにも拘らず、ハンディカムショットの連続でそのムエタイのカメラアングルに不安が増幅されてより不快感が増す。そしてこれこそが監督がもくろむ表現のポイントなのだろうがそれに乗れないと評価しにくくなる。ラストに、主人公が線路の先に見たものが図れずさらに落ち着かなくなる。』以上がその方の感想のようやくだが全く驚くほど一致した感想でした。これを読むと徹底したリアルで描いた刑務所は「地獄」であり「煉獄」であり、これがリアルであればあるほど主人公の祈りが暁の祈りとして際立つのだろうが、その描写に乗れないと評価はこうなる。一応ネタバレカバー掛けておこう。
R15+タイ刑務所、ムエタイ、英国人自伝小説が元ネタ
ドラッグキメてムエタイする白人
ドラッグも鼻から
深呼吸も鼻から
ルール無視
ガサ入れをケツに隠して逃れようと
お決まり全裸で刑務所スクワットは初
なぜか刑務官はヘロインくれる
みんな上半身裸で怖い
監房無し雑魚寝さっそく独房入り(檻)
皆入墨すげえ
ヤーバー覚せい剤
ケツ掘られる新人ボカシ入りエグい
白人は見させられる
さすがに震える
首吊った
刑務官に噛みつく白人当然懲罰鎖
ヤク回してもらっていいね
タバコで博打と思ったらすぐヤクに
なぜかまた刑務官が薬をくれる
やっぱ裏があった、ムスリム狩り
泣き入ってるのは何故自殺未遂
セコンドボーイが面会に来てくれた
言葉が通じてない
刑務所内のジムの門を叩く が門前払い
タバコあげてなんとかジムに入れてる
トウギョで博打
レディボーイといい感じに
クレバーさのないボクシングを矯正
78キロ⁉あんな飯で??
試合
グローブはでかいがなかなかしっかりと当てる 失神 KO
ボクシングチームのかんぽに移してもらえた。 全国大会にも出してもらえる
父親から手紙が来たバレた
内容明かされず
みんなに囲まれながら刺青入れてもらう
おまじない付き
肩を入れて回転力を上げてキックいまいち
おっぱい
また喧嘩してるがもう熱くならない
が間男にキレるまたヤーバーに
また逆戻り
アップのシーン多い
独房に入れられかなり体が締まってきた広背筋が発達
詫び入れ練習再開
タイマッサージ
慰問の歌がひどい
バックハンドエルボー。キックいまいち
前の監房からヤキ入れエイズ
血吐いた!負けられないのやばい
ボクシングと酒と薬物のせい
耳の傷跡もしっかり
外に出て よその刑務所で 試合だ
直前に腹が痛くなる
冠もつけてもらった
対戦相手めっちゃ強そう
始まったらそうでもない
パンチは軽いが蹴りはそこそこ迫力
ゴング後にやられた
肘一閃
再び吐血 病院へ運んでもらえた
鎖はついてるけど 脱走できそう
外で歩いたけど何故か戻ってきた
親父!?いかつそうな
ビリーを3年間服役しイギリスに移送された後2010年に釈放された 自転は世界的ベストセラーに釈放依頼ビリーは薬物を断つ努力を続けている
おやじかと思った人が本人なの!?
音楽少なめ
実際に収監されていたのはバンコクのクロンプレム中央刑務所
撮影は使われなくなった刑務所跡地
実際の刑務所は使わせてもらえず
クライマックスの試合のシーンはフィリピンロケ
凄まじい世界
喫煙、麻薬やレイプ、暴行、賭博、悪徳看守、レディボーイとの恋って、何でもありのタイ刑務所が舞台で、顔面はじめ体中にタトゥーがある囚人はモノホンの人たちだろうと想像でき、かなりリアリティがあった。映画始まってから暫くは無音で、タイ語も訳されないし、BGMもなく、タイ語もわからない主人公と同様に全く知らない世界に入っていく感じ。どこかで見た俳優だと思ったら、アメリカンソルジャーの彼でした。そんな印象があってか、体は鍛えているものの、どこか弱そうで、ヤク中で捕まり、収監中もヤクを止められない始末で、取り立ててストーリーがある訳ではないので、感情移入ができなかった。ラスト、本人が出演してたが、本当に強そうだ
すごい映画であるのは間違いないが
とにかくタイの刑務所の極悪人のビジュアルがすごい。メルギブソン主演のキックオーバーの舞台だったメキシコの刑務所が楽園に見えるくらい。北斗の拳に出てくる悪役もここまで恐いタトゥーのやつはいなかった。
レイプ、リンチ、殺人の描写が接近ショットで撮られているから普通の道を歩んできた自分には、圧倒されるだけだった。
ムエタイを通じて、言葉や人種の壁を超えてビリーがタイ人の囚人仲間と通じ合っていく。そしてクライマックスの試合を迎えるというところで、とんでもない脅しを受けてしまう。このくだりがあったために、感動が薄れてしまった。リアリズム重視という点ではいいのだろうが、ここのシーンは見たくなかった。
最後にびっくり
実話だったんだ。
最後のビリームーア本人が登場。
形容しがたい映画。
やんちゃな若い頃タイに旅行に行ってボクサーになった。
いい気になってたら世界で名だたる劣悪環境のタイ刑務所に。
泣きたいほど死にたいほど色々あって、ムエタイの選手になって。
という映画なんだけど。
痛い映画。
肉体と肉体のぶつかり合い、汚さとか観ていて辛い。
画面がとにかく近い。
本当始めタイ語の字幕つかないから何言ってるのかわからないし。
2回観たいとは思わないけど。
ちょっとタイ刑務所つながりでブロークンパレスを思い出す。
旅行に行きたいとは怖すぎて思えないけど、観てよかったのかな。
淡々と進む
劇的な演出はなく淡々と進むストーリー。
迫力の格闘シーン!とか複雑な人間模様!とかは期待せず観に行った。そこはまぁ予想通り。
ダメな人間がボクシングに出会って成長する、ではなく元々ダメな英国人の薬中ボクサーがタイでとっつかまって刑務所に入れられてそこで娑婆でやっていたボクシングをまたやったら案外いいとこまでいった…というストーリー。かといってボクシングに没頭するわけではなく麻薬もやりつつレディボーイと恋愛して浮気されて自暴自棄になってボクシングの練習中相手に八つ当たりするとかのダメっぷりを見せ付けてくれる。
暴力と麻薬と不正が渦巻く地獄のようなタイの刑務所の様子と、言葉がわからない英国人の主人公の心細さが伝わってきて、そこだけは同情した。
刑務所の凄まじさだけはよく描かれてる
刑務所の様子を撮ったドキュメンタリー映画としては満点でしょう
しかしそれのインパクトが強すぎて、ムエタイで生き残っていく主人公、という本来のストーリーがかなり薄まってしまいました。
しかも主人公も結構なクソ野朗なので、こんな環境でも生き残れ!頑張れ!と応援する気には全くならず、そのせいで試合のカタルシスも全然ありませんでした。
あと最後のテロップで「今も中毒から抜け出す努力を続けている」とか出てきてずっこけました。いや確かになかなか抜け出せないのがドラッグってやつですけど、結局未だにやってるんかい!とw
自業自得の極み
微笑みの国の暗部 刑務所はただの隔離施設
暴力と男色と薬物 入れ墨と汚職と差別
常に咥えタバコのトレーナーの元、本業のムエタイで再起に挑むジャンキーボクサーに明日は来るか⁈
冷徹な視線で過酷な刑務所生活を追う実録もの。
徹底したリアリズムにドキュメンタリーと錯覚してしまう。製作者の気合いをビシビシと感じる。
序盤の房でのレイプ レディーボーイとの恋愛 そしてワンカット撮りのガチのムエタイシークエンスと見どころ満載です。
よかった
タイの刑務所の雑魚寝があまりにつらそうで、本当にタイで犯罪は犯したくない。
試合の八百長で「負けたら殺す」と言われていたのが新鮮だった。またその際「エイズを移す」と恫喝していたのが恐ろしかった。囚人がみんな山本KIDみたいだったしヒロインがニューハーフ。
恐ろしいことだらけで身の毛がよだつのだが、クールな演出のせいであまり興奮しなかった。特に試合のシーンはカメラが寄りすぎで迫力はあっても動きがよく分からないため眠くなった。
刑務所で格闘技なんて『あしたのジョー』以来大好物なのに、クールな演出とカメラワークで台無しだった。
リアルな迫力はタトゥー率の高さに比例するのか?
予告編で立木文彦さんがナレーションを担当されている時から男臭さプンプンの骨太な感じに鑑賞意欲を掻き立てられて初日に鑑賞しました。
感想はと言うとちょっと違ってた感じで個人的にはう〜んな感じのまあまあ。
細かいこと先に書くと、実在する刑務所の中での出来事を描いているので全体的に暗い。
字幕が限りなく少ないので、タイ人の囚人が何言ってるかが雰囲気でしか分からないw
主人公のビリーがダメダメなので感情移入し難い。
刑務所内の売店で働くレディーボーイは大丈夫? トラブルの元凶になると思うんだが…
でしょうか。
とにかく刑務所の中が悲惨。家畜小屋と言った感じで人権も何もあったもんじゃない。
日本の刑務所が天国に感じる(入った事は無いけど)
そんな無法地帯の様な中でもルールみたいな物はあるみたいだけど、ある程度収容されて周りに認知されてないとそんなルールも適用されない。
とにかく男しか出てこない(当たり前か)、異様にタトゥー率が高い。
この世の地獄を描いた様な中でムエタイに活路を見出すのだが、主人公のビリーが結構ダメダメ。
最後の病院からの脱走で線路向こうの子供の声にふと我に帰ったかの様に引き返すのが唯一の救い。
ここが邦題の「暁に祈れ」のキーポイントだと思うけど、それ以外は暁に祈る前に悔い改めろ!言いたくなる位の薬物依存過ぎてあんまり感情移入が出来づらい。
刑務所 プラス ボクシングと言えば、名作「あしたのジョー」を鑑賞前から連想する人も多かったと思いますが、主人公のバックボーンは違えど、ジョー程ストイックではなかった。
どちらかと言うと漫画「軍鶏」の様なダークな雰囲気。クスリ ダメ ゼッタイ!
あと女性が刑務所の中に入るなんて明らかにトラブルの元になるので御法度だけど、何故かレディーボーイが売り子をしているw
勿論彼ら(彼女ら)も何らかの罪を犯しているからこそ、収容されてる訳ですがレディーボーイが許されている理由が割と微妙(案の定トラブルになるし)
治外法権過ぎて、もう悲惨としか言い様が無い中でムエタイ式ボクシングに希望を見出していくのは「あしたのジョー」とおんなじ感じではあるので男の子には来る物があるんですが、正直全体のリアルな迫力を意識し過ぎて、クライマックスまでの起伏が薄いかなと。
ただ、特に感動がある訳でも無いので爽快感に欠けますが、悲惨な状況の中で重苦しくも進んでいく暗い画面の中にガツンとしたリアルな迫力が圧倒的です。
好みが分かれる作品であると思うので、あしたのジョーやROCKYの様な感動は少ないですが、リアルな迫力と男臭さが好きな人にはガツンと来る作品かと思います。
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