「裸が出過ぎていやらしさがない」快楽の漸進的横滑り 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
裸が出過ぎていやらしさがない
アラン・ロブ=グリエ監督。74年。
ストーリーはあって無いようなもの。映像による散文。アヴァンギャルドをやるためのモンタージュ。死とエロス。基本やりたい放題。音響もかなり大きな要素。突然大きな音が鳴ると人は驚きますよ。
ただ画面から伝わる緊張感はただならぬものがある。何が映るか分からないためか…。フランス的なダルい会話劇は普通にあるけれど。
前衛からイマジネーションを受け取りたい人向けですね。
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