劇場公開日 2019年1月18日

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「いい意味で人畜無害」劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いい意味で人畜無害

2021年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

知的

NHKの『ダーウィンが来た』はよく観てる
わりと好きな番組だ
わざわざ劇場版でやる意味はよくわからない
受信料だけでは満足できずもっとお金が欲しいんだろう
WOWOWならともかくNHKの場合いまいち納得できない

群れを追い出され自立する若いオスライオン
隻腕の若いオスゴリラ
群れが散り散りとなり一匹で沢山の子を育てる羽目になった母ライオン
主に3つの物語で構成
ライオンとゴリラならもう一つは全く違う生き物にスポットライトを浴びせてほしかった

隻腕のゴリラには泣けてきた

あいだあいだでヒゲジイがアフリカの色々な動物を紹介
そしてお馴染みの駄洒落

テレビのナレーターはNHKの局アナだが劇場版は葵わかなと微妙なスペシャル感
その葵わかながヒゲジイの駄洒落に対して冷たい

自分は滅多に口に出したりしないがわりと駄洒落が好きだ
二つの意味がある川柳のように良作の駄洒落はなるほど!と唸ってしまう
知的な言葉遊びとして高く評価してほしいものである

ヒゲジイの声とウーロンの声が一緒という事実は今日知った

政治色がないドキュメンタリー映画はストレスがなくて良い
バラエティー色があるならなおさら良い
大自然のなか野生動物をただただ撮影しているだけだからヤラセもないし

野川新栄