「芸術家ってめんどくさい(苦笑い)」ナチスの愛したフェルメール よしさんの映画レビュー(感想・評価)
芸術家ってめんどくさい(苦笑い)
天才贋作家で名高いハン・ファン・メーヘレンの半生を描いた作品。
ドイツ占領下。ゲーリングに贋作を売りつけ、戦後に売国奴から英雄となったメーヘレン。
彼の人妻に対する愛憎、自らの才能と評価に対する絶望とプライド、そして芸術家らしい(?)繊細さと傲慢さをしっかりと描いた人間ドラマです。
やや冗長に感じられたのが残念なところ。
過去と現代の切り替えがあるドラマが個人的に苦手な事も、評価を挙げ難くなっている点です。
また、サスペンス好きの私としては、ナチス相手の緊張感が観られると期待していただけに、少々残念に感じてしまいました。
私的評価は普通にしました。
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