「集団心理の恐ろしさ」楽園(2019) ジョコーソさんの映画レビュー(感想・評価)
集団心理の恐ろしさ
吉田修一さんの「犯罪小説集」全5編の中から「青田Y字路」と「萬屋善次郎」の2編を映画化したもので2つの物語をつなぐ紡という女の子の12年後のドラマに新しいエピソードを加えて膨らませているのがうまいなと思いました。
よそ者を排除する閉ざされた場所に住む村人の怖さと狂気が生々しく伝わってきて集団心理の恐ろしさが私達が住んでいるリアルな世界とリンクしていてより強く印象に残りました。
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