「ドジ三昧」ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ドジ三昧
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そもそも007のコメディ版だから小道具からシナリオ迄本家をもじっています。ボンドカーといえばアストンマーチンですが本作には真っ赤なアストンマーティン V8 ヴァンテージ クラシックが登場、なんと映画のためにローワン・アトキンソンさんが購入した自分の車だそうで、かなり入れ込んでいたのですね、熱演は伝わりました。
007の敵役は世界征服を狙う秘密組織が相場です、本作の敵役も似たような設定ですがちょっと若すぎるしそんなに凶暴でもありませんからちょっと見劣りします、たぶん、ドジなジョニーでも戦えそうな程度に抑えたのでしょう。確かにジョニーはアナログ世代ですから対峙する意味でシリコンバレーのハイテクITベンチャーの野心家というのは妥当ですね。
見せ場は相変わらずジョニーの無茶ぶり、ドジ三昧ですが、どうも、笑いのツボが違うのかさほど面白くは思えませんでした。ドジなジョニーでも何とか戦えますがほとんどは運と言うか偶然に助けられるだけ、ロシアの美人スパイや同僚の奥さんの力添えで任務達成。
本家ボンドガールのオルガ・キュリレンコの共演がまさに華を添えてくれていましたね。
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